昇段審査で経験できたこと
この度は、昇段審審査を受けさせていただき、有難うございました。
自分は小学校3年生の時に兄弟4人で道場見学に行きました。
そこでは岡村師範代を始め先輩方が、迫力のある稽古をされていました。
その姿はとてもかっこよく、自分も空手がしたいと強く思い1ヵ月の体験を経て入門しました。
兄弟4人で道着を着て、先輩方の前で自己紹介をした時は緊張しましたが、空手を始められるという喜びでいっぱいでした。
入門すると、基本、移動、型、と覚えなければならない事が多く、楽しいことばかりではありませんでしたが、早く覚えられるように家でも兄弟で稽古をしていました。
空手を始めて1、2年目の試合では、同じ人に負けて悔しい思いをし、それからはより一層稽古に励みました。
そして、3年目に勝って優勝できた時は喜びと稽古の大切さを改めて感じました。
昇段審査に向けて、体力面を鍛えるためサーキットを重点的に行ない、稽古後には先輩方に組手の相手をしてもらいました。
審査当日になり、10人組手が始まりました。
3人目まではいつも通りデキましたが、3人目からは体が思うように動かず、立っているのがやっとでした。
しかし、道場一体となって応援していただき、最後まで気持ちを持ち続けることができ、10人組手をやり切ることができました。
終わった後はしばらく動けませんでしたが、昇段審査が終わり、先輩方から胴上げをしてもらい、じわじわと喜びと達成感を感じました。
10人組手を終えて改めて自分の弱さを知りました。
しかし、10人組手を達成したことで精神面は強くなったと思います。
最後になりましたが、山田師範を始め、今まで指導してくださった岡村師範代、中道先輩、諸先輩方や道場生のみなさん有難うございました。
4月から社会人となりますが、昇段審査で経験したことを活かしがんばります。
そして、いつも送迎をしてくれた両親に、心から感謝しています。押忍
長崎支部
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