心の病を乗り越えて
この度は、昇段審査を受ける機会を与えて頂きました山田師範、支えて下さった道場生のみなさん誠に有り難うございます。
僕が入門したのは、約７年前です。僕は色々あって子供の頃から神経症でした。
成人してからも、仕事が長続きせず職を転々する有り様でした。
怪しい宗教にも入りましたが、このままではいけないと思い、昔から憧れていた極真空手をやれば何か変わるのではないか、親の勧めもあり入門しました。
最初は怖いと思っていましたが、いざ道場に入ってみると、みなさんとても優しく接して下さり、適切な指導のお陰で、段々と体力もついて、精神状態も落ち着いてきました。
その甲斐あって怪しい宗教も止める事が出来ました。
新極真空手を始めて多くの仲間も出来て、物事も良い方向に回り始めました。
新極真空手を始めて７年、手が届かないと思いながらも何時かは、黒帯を取りたいと思っていましたが、体力、技術、精神力も足りず、自信が無く無理だと諦めていました。
そんな中、山田師範の配慮により昇段審査を受けさせて頂く事が出来ました。
審査では緊張で思うように体が動かず、10人組手では、相手の方はみなさん有段者の人達ばかりで僕に達成出来るのだろうかと不安がよぎりましたが、気持ちを切り替えて、絶対に10人組手を完遂してやると思って、死に物狂いで頑張りました。
途中スタミナが切れてきて朦朧とする中みなさんの応援により最後までなんとか立っている事が出来ました。
ここまで来れたのは、山田師範初め、諸先生方、道場生みなさん方の御指導、御協力、応援があってこそ達成できたのだと思っております。
また、これまで見守って貰った両親に感謝します。みなさん本当に有り難うございました。
これからは、今まで以上に謙虚な気持ちで、常に前向きに、人に感謝して、黒帯に恥じぬよう精進して行きたいと思います。
最後に長崎支部山田道場の発展の為に微力ながら貢献出来るようにしたいと思います。押忍
長崎支部
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