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広島支部 伊藤正秀 初段昇段レポート(2012年10月22日)

2013.09.18
昇段レポート

諦めない気持ち
                       
この度は昇段審査を受けさせていただくと共に、昇段のお許しをいただきありがとうございました。

平成3年11月初旬に入門、そして昇段決定の連絡を受けたのが平成24年10月22日…、実に21年、正直極真広しと言えども入門から初段獲得までこれだけ時間を要した人は殆ど居ないのではないでしょうか?

裏を返せばそれだけ私は遠回りの空手人生を歩んで来たということなのです。

入門以来根詰めて「継続して稽古してきた」って感覚は殆どありません。
私の場合は間違いなく「細く長く何とか生き延びてきた」って印象だと思います。

緑帯に昇級して位の時期から、強い先輩との組手が厳しくなり、又空手に対する情熱も徐々に冷め始め、道場への足取りが段々と遠ざかっていきました。

たまに道場に顔を出しても通常の稽古で終わるととっとと着替えて帰ってしまう始末。
居残ってまで自発的に稽古をしようという向上心は私には全くありませんでした。

そんな私を見かねて厳しく忠告してくださる先輩も何人か居たのですが、そんな先輩の愛情にも素直になれず、常に辛い稽古から逃げ回っている自分自身が次第に嫌になってきました。

「もう辞めてしまおうか?でもこのまま辞めてしまったら、間違いなく今後の人生に良くないし一生後悔する」
そう思える様に成れたのは茶帯になって十年以上経過した頃からでした。

「このボロボロの茶帯を早く何とかしたい」
そう思ってなるべく強い先輩との組手の稽古を増やしていきました。

その稽古は私には大変厳しく、いつも効かされ、時には倒され、それでも「諦めたくない」って一心で頑張りました。

昇段審査は三回目でようやく合格しました。

特に十人組手では、二人目が終わった時点で完全に息が切れ、大変苦しいものでした。

昇段を許して下さった大濱先生、そして空手を通じて知り合えた皆様方、本当にありがとうございました。

正直私に極真の黒帯としての人格、実力があるとはとても思えないのですが、黒帯を任された以上、甘えは捨てこれからも一層精進していきます。押忍

広島支部
支部長/責任者:大濱博幸
連絡先住所:広島県広島市南区翠5-12-17
電話番号: 082-253-7350 
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