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徳島北東あわじ支部 栗谷賢吾 初段昇段レポート(2012年12月2日)

2013.09.19
昇段レポート

この度は、昇段のお許しを頂き誠にありがとうございました。
 

私は、学生時代極真会館に入門し、千葉、東京の道場でお世話になりましたが、地元で就職すると同時に空手からは遠ざかってしまいました。
 
約10年後、仕事の都合で東京に引越し、再び総本部でお世話になることになりました。
そのとき指導を受けたのが、亡き伊師徳淳師範でありました。
 
伊師師範は、常に明るく、稽古では基本を美しく、且つ強い空手を分かりやすく教えてくださり、当時茶帯だった私は、再び空手の奥深さに惹かれ、伊師師範からは、「ここまできたら、昇段するまで頑張って」と身に余る言葉を頂きました。
 
その後、地元徳島に帰り前川師範の指導を受けておりましたが、ある日伊師師範急逝の知らせを受け、驚くと同時に、その死を受け止めてからは、昇段することで恩返しをしようと心に決めました。

そして、昇段を目指しておりましたが、昇段審査の直前にアキレス腱を断裂、立て続けに腰痛も発症し、一時休会をするなど、歯がゆく、情けない思いの日々を過ごす時期があったのです。
 
しかし、休会中も前川師範は私に声をかけてくださり、私は、「このままでは、伊師師範にも前川師範にも申し訳が立たない。頑張ろう。」と心に決め、再び稽古に取り組むことにしました。
 
復帰後、私は、今度こそ怪我という同じ過ちを犯すことのないように自分の体を見つめなおし、前川師範のおっしゃる体幹に重点を置いて、真剣に一日一日を過ごすことに集中しました。
 
そして、この度昇段審査受審のお許しを頂き、基本、移動、型、10人組手に臨みましたが、私が思い描いていたような組手とはかけ離れた情けないもので、皆さんの声援のおかげで何とか完遂することができました。
 
幸い、昇段のお許しを頂き、亡き伊師師範に報告ができる事を正直安堵しております。
 
私は、これまで多くの先生方、先輩方、道場生の方々に助けられながら空手を続けてくることができました。
心から感謝しております。
 
この度、お忙しい中、審査に立ち会っていただいた逢坂師範、前川師範、黒帯の先生方、本当にありがとうございました。
 
極真空手に入門してから19年の月日が経ちましたが、やっと、スタートラインに立った気が致します。
 
今後は、新極真会の黒帯の名に恥じぬよう、日々精進してまいりたいと思います。

徳島北東あわじ支部
支部長/責任者:前川憲司
連絡先住所:徳島県鳴門市撫養町北浜字宮ノ東65-7
電話番号:088-686-0891
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