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白河支部キャンプレポート(福島支部)

2012.11.08
支部ニュース

三瓶道場白河支部の夏といったら1泊2日で行なう「みんなのキャンプ」。そして今年は3年に一度の荒行「入水鍾乳洞Bコース」の年。荒行?どんな?とお思いの方が多いのではないでしょうか。

入水鍾乳洞Bコースとは、大人も痛がる冷水に足を入れた状態で、約1時間かけて鍾乳洞を探険する過酷なコースとなっています。そして、その荒行付きキャンプに挑戦する勇気ある子供達が今年も多数参加しました。
 
例年のキャンプでは、子供たちにテント張りやカレー・ご飯・味噌汁などの食事の用意を体験させることで手一杯でした。しかし、やりくり上手な先生のがんばりでテントがロッジにカレーがバーベキューに変更になった分、時間に余裕ができて例年とは違った活動がとなりました。

その一つは初体験のパン作り。一生懸命作ったパンは一晩寝かせて次の日にかまどで焼いて美味しくいただきました。そのほかにチョコバナナ作り・カキ氷作り・流しそうめん・キャンプファイヤーなどなど。

子供たちは盛りだくさんのイベントと「小野町・緑とのふれあいの森公園」の豊かな大自然を満喫。その陰には、流しそうめんのために竹やぶから竹を切り出し、キャンプファイヤーのためにチェーンソーで丸太をカットした大人や、そのサポート役として参加した中学生たちの働きがありました。みなさん本当にお疲れ様でした。
 
そして楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよキャンプも終盤を迎え、入水鍾乳洞Bコースに挑戦する時が来ました。前に挑戦した子供たちからその大変さを聞いていたのか、初挑戦するみんなは不安げな表情をしています。

そして、鍾乳洞に足を踏み入れBコース入り口まで進むと、その先は狭く真っ暗で子供たちの恐怖心をあおります。しかも、その入り口から先に進むには冷たい流水に足を入れなければいけません。
子供たちは流水に恐る恐る足を入れ、冷たさを我慢しますが、しばらくするとあまりの冷たさに足が痛み、あちこちから悲鳴があがりました。

大人でさえ何度入ってもその冷たさは辛く、足が麻痺するまでの5分間は我慢との勝負です。
大人たちは子供たちを励ますのと同時に自分たちも負けないようひたすら我慢します。やがて5分が過ぎる頃になると徐々にその冷たさにも慣れ、子供たちの表情は時間の経過と共に段々晴れていき、出口に着く頃には達成感で自信に満ち溢れ、とてもすがすがしい表情を見せてくれました。

ほんの1時間程度の探険でしたが、子供たちが確実に成長していることを感じました。楽しむだけのキャンプもいいですが、今回のように何かに挑戦するようなキャンプはもっと有意義だとあらためて思うと共に、またこのような機会があれば是非参加し、子供たちの成長に立会えたら嬉しいです。押忍

白河道場 野崎秀寿

福島支部
支部長/責任者:三瓶啓二
連絡先住所:福島県福島市森合字日向山8-7
電話番号:0245-31-5452
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