この度は、昇段審査を受けさせていただき、また昇段のお許しをいただきありがとうございます。
私が空手を始めたのは幼稚園年長の夏でした。
はじめたのは両親の勧めと、私の少しの興味からでした。
その時は、ただなんとなく毎週の稽古をやっているだけでした。
だけど時間が過ぎていくにつれて強くなりたい、勝つことが楽しい、そして空手が大好きといつ気持ちが自分でも気づかないうちに大きくなっていきました。
それから七年半という年月がたち今があります。
今回、昇段を受けさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
そして私が昇段審査を決心したのは、ユース合宿でした。
審査では基本から始まりラストは十人組手でした。
十人組手は本当に不安で何も考えられなくなりました。
途中からは頭が真っ白になり、体が思うように動かなくて涙が止まりませんでした。
十人目は七年半、私のことを支えてくださった先生でした。
最後の力を出し、自分のできるすべてをやりました。
私が十人組手を達成できたのは、家族や道場生の方、先生方の応援があったからです。
ですが、私が望んでいた組手はできませんでした。
終わってからは複雑な気持ちが残るだけでした。
これからもっと稽古を頑張ろうと思えた結果だったと思います。
そして今後は、黒帯という大きな栄光に感謝と素直な心を持ち、さらに自分に強くなれるように努力していきます。
最後になりましたが、私を成長させてくださり、支えてくださった永島師範をはじめ早川先生、道場の先輩方、各分支部の先生方、そして誰よりも応援してくれた家族に心から感謝をしています。
本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。押忍
静岡西支部
支部長/責任者:永島文秋
HP: http://www.nagashimadojo.com/