木元道場に入門してもうすぐ10年、50歳にしてこの日を迎える事が出来ました。
木元師範、茂木師範代をはじめ、諸先生方や先輩方のご指導、道場生の皆さんの支えによりこれまで続けられた事を心より感謝いたします。
審査はいつも緊張しますが、今回は更にプレッシャーが増しました。
組手は相手のいる事だからなるようにしかならないけれど、繰り返し稽古してきた型を突然忘れてしまうのではないか、そんな不安ばかりが心をよぎって当日も朝から空き地で型の練習をせずにはいられませんでした。
審査を終えた帰りに、皆で食事した中華料理屋での充実感が何とも心地良かったです。
入門当初は黒帯にも昇級にも関心がなく、ただ空手着を着て道場で皆と一緒に稽古が出来ればそれで満足、その程度でしたが、いつの間にか「やれる時にやらなければ後悔する、今やらずしていつやる」そのような気持ちに変化していき、試合や審査にも意欲的に臨むようになりました。
そういう気持ちになれたのも横須賀道場のおかげだと思います。
本当に素晴らしい方々ばかりで、道場にいると心が洗われ清められる、そんな感じがたまらなく好きです。
そして茂木先生のカラテに対する情熱、気合に引っ張られて自分も頑張る事が出来るのだと思います。
先生の基本や型の一つ一つの「ビシッ、ビシッ」とキレと迫力のある動きが憧れであり、目標でもあります。
また、これまで審査の都度、忙しい仕事の中、自分の稽古時間を割きながらも指導して下さった渡辺孝代司先輩のように、自分の事だけではなく後輩のサポートが出来るような黒帯を目指し今後も努力精進してまいります。押忍
神奈川東横浜支部
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