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神奈川東横浜支部 山崎徳明 初段昇段レポート(2013年2月11日)

2013.12.25
昇段レポート

この度は、昇段審査の受審機会を与えていただきありがとうございました。

私が道場の門を叩いたのは12年前の26歳の時です。
以前から空手に興味があり、始めてみたいと思っていましたが、自分にできるのだろうか?という不安もあり躊躇していました。

しかし、実際に見学に行ってみると大人から子供まで一生懸命に稽古に打ち込んでいる姿を見て感動し「自分もやってみたい」「いつか子供が生まれたら一緒に稽古をしたい」という気持ちが強くなり空手を始めてみることにしました。

稽古を始めた最初の頃は、恥ずかしながらミットを叩いたり蹴ったりする手や足のほうが痛くなってしまうこともあり、見ることと実際にやることの違いと、先輩方の凄さを改めて感じました。

そして、自分もいつか先輩方のように強くなりたいと強く思うようになりました。

私は子供の頃から足も遅く、運動神経が良いほうではありません。
体も固く柔軟性もありません。
空手をやる上で恵まれた才能のない私ができることは「努力と根性」という気持ちだけです。

とにかく「負けたくない」という気持ちを持ち続けて一生懸命取り組んできました。
稽古を続けていく中で、仕事が忙しかったり、怪我で思うように体が動かなかったりする困難な場面も沢山ありましたが、「自分だけが大変な訳ではない」と自分に言い聞かせ何とか乗り越えてきました。

昇段審査では、かつてないほど緊張していましたが、今までの積み重ねを出し切ろうと取り組みました。
10人組手ではダメージと疲労から頭の中がまっ白になり、良いところが何一つ出せなかったのですが、最後まで完遂できたのは、家族や道場の先生方や先輩方、仲間の応援があったからにほかならないと思います。

昇段審査を終えて、色々と振り返ってみるといつも沢山の方たちに支えられていたのだという事を実感しました。
空手は個人の武道ですが、稽古にしても試合にしても様々な人々が協力し、支えあっていかなければ何もできません。

これからは黒帯として色々な場面でより多くの方たちの力になれるように努力していきたいと思います。

空手は日常の生活の中では決して味合うことのできない「人々の一体感」や「連帯感」を作り出すことができる素晴らしい武道だと思います。

本気で殴ったり、蹴ったりしていた相手を試合が終わればお互いの健闘を称え合って笑顔で握手ができたりするのも、不思議な感覚であり、「やる人」も「見る人」も深く感動する。

それは人間の「本気」だけが見せることのできる感動だと思います。
このような感動を更に多くの方々に感じてほしいと思います。

今後は黒帯として基本・移動・型・組手のみならず、様々なことにおいて恥ずかしくないように更なる努力を重ねていき、多くの方々に空手の素晴らしさを伝えていきたいと思います。

最後になりますが、ご指導をいただきました木元師範・鈴木眞之先生・諸先輩方、共に稽古をしてくださった道場生の皆様、本当にありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。押忍

山崎徳明1_R

神奈川東横浜支部
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