MENUCLOSE
OSU-NET お問い合わせ
ニュース
昇段レポート
ホーム > ニュース > ニュース > 支部ニュース > 昇段レポート > 神奈川東横浜支部 寒川孝之 初段昇段レポート(2013年2月11日)

神奈川東横浜支部 寒川孝之 初段昇段レポート(2013年2月11日)

2013.12.25
昇段レポート

「継続は力なり」

この度は、昇段審査受審をお許しいただきありがとうございます。
 
私は、空手を始めて9年が経過しようとしています。
幼少より、剣道を学んでいた私は、長男の小学校入学と同時に、子どもには武道を学ばせたいと考えていました。
ただし、何を学ぶのかは、子どもに選択させようと考えていました。
 
そして、最初に見学した道場が、新極新会神奈川東横浜支部木元道場の横須賀道場でした。
長男は体験入門をしたその日に入門を決意し、子どもと同じ時間を共有したく私も入門しました。
 
入門した当時は、基本稽古で体力が続かず、先輩方が普通に稽古をされていることに驚きました。
当時、横須賀道場の先輩方は、私より年齢が上の方が多く、「若い私は何をやっているのか」と落ち込むこともありました。
 
しかし、先輩方が優しくて横須賀道場の雰囲気が楽しく、私の師である茂木師範代がとても丁寧なご指導をしてくださるおかげで、ほとんど毎日のように道場に通っていました。
 
2か月が過ぎた頃、茂木師範代からオレンジ帯の昇級審査の話をいただき、初めて帯に色がついた時の喜びが今でも忘れられません。
その後、稽古も続けていきましたが、骨折やアキレス腱断裂など身体が自分の思い通りにいかず、長期間休む時もありましたが、何とか稽古に復帰できました。
 
それから、自分の空手の稽古に大きな分岐点が訪れました。
稽古に復帰して、黄色帯になった頃、長男が試合にどうしても勝ちたいので、土曜日の夕方にある「選手クラスに出たい」ということになりました。

選手クラスは、組手が当然厳しく私は躊躇しましたが、長男と一緒に参加することになりました。
当然、先輩方からの熱い稽古を受け、子どもの前で倒れる姿を何度も見せてしまっていました。

下段で痛めた足を引きずり、「お父さん今日もダメだった・・・」と話しながら子供と一緒に駅まで歩いたのが、今では懐かしい思い出です。
それでも選手クラスの稽古を休まず続けていくと茂木師範代から「随分と丈夫になりましたね」と言われ、憧れの緑帯の審査を受けるお話をいただきました。

オレンジ帯もうれしかったですが、緑帯はそれ以上にうれしかったです。
緑帯をいただいてから、今度は帯の色の重さにすごく悩んだ時期がありました。
組手の稽古も今まで以上に厳しくなり、自分が緑帯で良いのかと考えるようになりました。

より稽古を重ねて強くなっていこうと改めて決意をした時期でもありました。
その頃、5歳になった長女が入門し、親子3人の空手LIFEが始まりました。
子ども達は、試合で実績を重ねる中、私も結果がだせるように一生懸命、稽古に励みました。

その後、1級の昇級審査をお許しいただき、試合の初勝利が第49回関東交流試合でした。
2回も勝つことができた喜びが今でも忘れられません。

翌年には、支部の内部試合で優勝することができ、第50回関東交流試合で、3位に入賞できた時は、本当にうれしかったです。
稽古を重ねていく、続けることはとても大切であると感じました。

そして、茂木師範代から昇段審査推薦のお話をいただいたときは、夢のようでした。
私も黒帯になれるかもしれない、今まで以上に稽古に打ち込みました。

全関東大会、ドリームカップ、関東交流試合で結果を残したく稽古を続けていき、親子3人で頑張っていきました。
昇段審査に臨むにあたって、今の実力で本当に大丈夫なのだろうかと稽古でも不安や悩みを感じるようになりましたが、支部の合宿などで、木元師範や吉岡先生に型を細かくご指導いただき平成24年の夏頃には、「型が安定してきた」と木元師範にお褒めの言葉をいただいたときは、とてもうれしかったです。

また、普段の稽古の中で、先輩方から「組手変わったね」、「強くなったね」と声をかけていただいた時は、涙がでるほどうれしかったです。稽古続けるということは、とても大切なことであるとこの時も感じました。

平成25年2月に昇段審査を迎えることになりましたが、審査の前に今度は腰を痛めてしまい、身体が思うように動かない歯がゆさ、焦りが出始めました。

楽しみにしていた合宿も欠席することになり、審査の前に何をやっているのだろうととても落ち込みました。
審査に間に合うか分かりませんでしたが、とにかく安静にして、治療に専念しようと心を静めました。
 
そして、審査当日。
審査が進んでいく中で10人組手となり、受審者の皆が苦しそうに組手をしており、自分にできるだろうか。
不安な気持ちに押しつぶされそうになりました。

2人目の組手の時、上段廻し蹴りの攻撃が入ってしまい頭の中が真っ白になり、一瞬ですが、周囲の音も全く聞こえなくなってしまいました。「ここで終わってしまうのか・・・」と心が折れそうになりましたが、皆さんからたくさんの応援の声をいただき、「頑張らなくては」と気を取り戻すことができました。

空手を始めてから、様々な方と知り合えることができました。
他道場の方からも応援いただけることは、自分にとってはとても幸せです。
10人組手の内容は、決して良いものではありませんでしたが、沢山の方に支えていただき何とか完遂できました。
 
私は、とても良い道場に入門したと思っています。
神奈川東横浜支部木元道場の横須賀道場でなければ、稽古もここまで続けられたか分かりません。
親子3人をいつも温かくご指導いただく茂木師範代との出会いがなければ、今の私達家族はなかったと思います。
 
茂木師範代、本当にお世話になっています。いつもありがとうございます。
今後も変わらず稽古を続けていきますので、よろしくお願いします。
 
そして、私が白帯の時からお世話になっている斉藤先輩・渡辺先輩・蛭田先輩・伏見先輩、山村先輩、先輩方が温かく私ども家族を迎えていただき本当に楽しく稽古をさせていただいています。
 
木元師範、昇段審査受審の機会をいただき本当にありがとうございます。
今後もより稽古に励みます。

合宿や出稽古でお世話になっている吉岡先生、保本先生、播田先生、神奈川東横浜支部の多くの指導員の皆様、道場が楽しいです。

本当にありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。

寒川孝之1_R

神奈川東横浜支部
支部長/責任者:木元正資
連絡先住所:神奈川県横浜市神奈川区神奈川2-14-17
高島ビル2F
電話番号:045-453-5401
神奈川東横浜支部ホームページ


新極真会について 新極真会で心極める
新極真会への入会者募集中 入会希望者の方へ