空手を見つけてくれた両親に感謝
このたびは昇段審査を受審させていただき、そして昇段を許可していただき本当にありがとうございました。
僕が新極真会に入門したのは小学3年生の時でその理由は、小学生のうちから礼儀礼節を学ばせたいという両親の思いからでした。その頃の僕はとても面倒くさがりで、何事にも真面目に取り組まず家族や学校のみんなに迷惑をかけていました。
入門したときは「めんどくさい、はやくやめたい」と思っていましたが、月日を重ねるごとに「楽しい、強くなりたい」という思いに変わっていきました。
時には先生や先輩方にご迷惑をおかけしたこともありましたが、その度に熱心にご指導いただきました。また、中学1年の時練習中に大きな怪我をして入院した際、不安でいっぱいだった僕を道場の仲間が励まし元気づけてもらえた事がとても嬉しく、仲間の大切さを心から知ることができました。その経験は僕にとって空手だけでなく私生活でも苦難を乗り越えられる貴重なものとなりました。
空手を始めて8年、「昇段審査を受けてみないか」と声をかけていただき「押忍」とすぐに答えました。「こんな僕でもいいのかな」と不安もありましたが両親の「頑張ってみれば?」の一言に後押しされ心に決めました。
それからの稽古は厳しくくじけそうにもなりましたが、阪南道場の精神でもある「one for all,all for one」の言葉通り、みんなで支えあい頑張ることができました。
そして審査の当日、基本、移動、型、補強が終わり、10人組み手が始まって僕の番になり、4人目当たりから体が動かなくなりそうでしたが、みんなの「頑張れ」という声援が聞こえ、なんとか乗り切ることができました。
最後になりますが、昇段をお許し下さった岸田先生、ここまで支えて下さった道場生と父兄の皆様、育てて下さった両親、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
押忍
大阪阪南道場
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