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山口中央支部 蔵滿保宏 初段昇段レポート(2013年10月6日)

2014.01.14
昇段レポート

四半世紀かけての忘れ物探し

小生は1986年秋に極真会に入門し、1990年夏に右膝半月板、内側副靭帯、前十字靭帯断裂の大怪我を負い、札幌への転居もあり空手続行を断念しておりました。
しかしながら、格闘技への情熱は捨てきれず、蹴り技の無いレスリングなら膝に障害のある自分にも可能かと、ちびっこレスリング道場で幼稚園生や小学生に交じって習っていましたが、転勤で再び山口に戻ってきてかからは、格闘技とは完全に無縁な生活を送っていました。

2005年に長男を授かり、予てより格闘技を習得させたかったので迷わずかっての兄弟子の御手洗支部長が主催されている新極真会山口中央支部に入門させました。非常にわがままで甘えん坊にも拘わらず、迫野先生の御指導で毎回楽しく参加しておりました。
3カ月程経ち御手洗支部長、迫野先生から小生もまた、一緒に空手をやってみないかとのお誘いを受けましたが、右膝の障害や体力の著しい低下、また空手を離れて21年経過していることもあり、やんわりと断っておりました。
しかし、毎回長男の稽古を見に行くにつれて忘れていた格闘技魂が再び蘇ってきました。そして2011年5月に再入門致しました。

予想通り、稽古に付いていくのが大変厳しく、このままでは休会、退会へまっしぐらだと思い、ストレッチ、筋力トレーニング、片道7キロの自転車通勤で基礎を固めました。
それが功をそうしたのか白帯から緑帯に復帰、2012年には茶帯にも昇級し、大満足で稽古に参加しておりました。

正直申しまして緑帯に復帰できただけでも満足しており、まさか茶帯にまでなれるとは期待しておりませんでした。ところが2012年の10月に1級に昇級してからは、迫野先生が執拗に昇段審査と10人組手を勧めてくださいました。新極真空手の黒帯の価値と習得する難しさは27年前から十分存じておりましたので、とても考えられませんでした。
しかし、御手洗支部長の「大会で優勝できるのは100人いても一人だけだが、黒帯は努力すれば全員が取れるんだぞ」という力強いお言葉で挑戦してみようという気持ちが湧きあがってきました。
秋の審査まで半年あるので、まず型の練習と10人組手に備えてのサンドバックパンチング10分間を毎朝やりました。途中病気で2カ月頓挫しましたが、復帰後も徐々にエンジンを上げて行きました。

審査当日朝の緊張は独特のものがあり、背中から腰にかけての筋肉の強張りを異常なほど感じました。家内の助言で近所の公園を3周ほど散歩して、ストレッチをじっくりとやりましたところ、緊張が少し治まって来ました。

10人組手は予想以上に苦しく立っているのがやっとでしたが、達成後の満足感は類稀な素晴らしいものでした。これが目標ではなく、これからが新極真空手修行の始まりだと認識し、気合を入れ直して精進していく所存であります。

これまで、温かい目で27年以来の弟弟子の小生を見守って頂きました御手洗支部長、明るく楽しく厳しく激しく御指導頂きました迫野先生、そして再入門して獲得でき本当に良かったなと心から思える最高の仲間達、そしていつも道場で御子息たちと一緒の稽古での下手くそぶりを見守って下さった御父兄の皆様に心から感謝を申し上げます。
今後とも御指導御鞭撻の方をよろしくお願い申し上げます。

押忍

山口中央支部
支部長/責任者:御手洗俊行
連絡先住所:山口県宇部市笹山町1-2-10
電話番号: 0836-31-2009
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