二度目のスタートライン
この度は、昇段審査を受審させて頂き、また昇段のお許しをして頂きまして、誠に有難うございました。
私が空手を始めたのは、10年前、2003年5月の小学1年生の時でした。
父の勧めで体験稽古に行きましたが、当時の私は｢空手は怖いもの｣と思い込み、なかなか道場に入る勇気が無く、道場に入るまで時間が掛かった事を今でも鮮明に覚えています。
入門して稽古を重ねていくと、僕の中から｢空手は怖いもの｣という感情が消え、｢空手は楽しいもの｣という感情ができていました。
空手が大好きになり、強化稽古や合宿に参加したり、昇級審査を受けたりして空手に打ち込み、茶帯になると、前田師範から黒帯研究会への参加を勧めて頂きました。
最初のうちは、回転移動稽古をしただけで気分が悪くなり、前田師範に気を遣って頂いたこともありました。
高校生になると自分の中では昇段審査を意識して稽古に取り組み、今回、昇段審査受審のお許しを頂きました。
審査当日は、もの凄い緊張感で動きが硬く、普段の稽古の様には動けませんでした。
基本・移動稽古・型・補強と進み、最後の１０人組手では、同じ寝屋川道場の扇谷先生や道場生の方や奈良支部の松本支部長にも相手をして頂きました。
きつかった10人組手も動けなくなりながら、感謝の気持ちを持って1人1人闘うことができ、無事に終えることができました。
最後になりましたが、昇段のお許しをして頂いた前田師範、また稽古をつけて頂いた野上師範代や扇谷先生、諸先輩方、道場生の皆さん、10人組手の相手をして頂いた松本支部長、本当に有難うございました。
そして、家族に心より感謝の気持ちを申し上げます。
また、これからは今回の経験や今まで学んできたことを、伝えていけるように精進してまいりますので、どうかよろしくお願いします。
有難うございました。押忍
大阪北支部
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