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香川中央支部 上畠和也 初段昇段レポート(2013年12月15日)

2014.01.15
昇段レポート

昇段者レポート-630x210「学べる事に感謝」

この度は、昇段審査を受審させていただき誠にありがとうございました。

僕が空手を始めたのは六歳の頃です。その頃の僕は泣き虫だったようで、母はとても気がかりだったそうです。そこで、空手道場へ見学に連れて行ったと聞きました。僕は道着のカッコ良さに憧れて「習いたい」とすぐに答えたそうです。

入門後、組手の稽古が苦手になりました。組手は痛くて辛くて、いつも逃げていました。稽古の日には「行きたくない」と泣いて、母を困らせていたことが思い出されます。そんな僕だったので、試合に出ても二回戦まで勝ち上がるのが精一杯でした。

しかし、小学三年の時に出場した大会で、三位になれた時から空手に取り組む気持ちが変わりました。「試合で勝てるようになりたい」。そして、「一番大きいトロフィーを手に入れたい」と思うようになりました。不思議なもので、目標ができてからは稽古に行くのが楽しくなりました。
強くなりたいと言う僕に、父は早朝練習を提案してくれました。早起きして一緒にランニングをしたり、筋力トレーニングをしてくれました。家族の支えを受けながら、体力の向上に努めました。その成果もあってなのか、少しづつですが勝ち上がれるようになり、六年生時のカラテドリームカップ国際大会で入賞する事ができました。その時の嬉しい気持ちは今でも忘れられません。

中学生になってからは、部活動や定期テストの勉強などで稽古の時間を作るのが難しくなりました。小学生の頃と比較して、稽古の時間が減っている事が不安でしたが、今年のカラテドリームカップでは準優勝できました。師範が稽古のメニューを考えて下さり、先輩方が支えて下さったおかげと、家族の協力のおかげでベストを尽くせたと思います。

昇段審査の許可をいただいた時はとても嬉しかった反面、僕にできるのだろうかと心配になりました。ですが、師範や先輩方や仲間達が、昇段審査会の為の稽古に協力して下さったおかげで審査に臨む事ができました。

当日はとても緊張していました。苦手な拳立て伏せでは、途中で腕が張り、ダメだと思った時に師範の「絶対にできるから」の言葉と、一般部の先輩が隣で一緒にやってくれている事で気合いが入り最後までやりきる事ができました。

十人組手では途中で突きも蹴りも力が入らなくなり、上段廻し蹴りをまともにもらってしまい、挫けそうになりました。ですが、皆さまの応援のおかげで力をもらい最後までやりとげる事ができました。
師範から「合格」と伝えられた時は嬉しくて涙が止まりませんでした。辛くて苦しくて辞めたいと思った時もありましたが、頑張って続けてきて本当に良かったです。 
師範から贈っていただいた【我以外皆師也】の言葉を胸に、学ぶ心を忘れずにこれからも頑張っていきます。

最後になりましたが、原内師範を始め、先輩方、一緒に稽古に励んでいる仲間達、保護者の皆様、本当にありがとうございました。
そして、いつも支えてくれている両親に感謝し、これからも日々精進していきたいと思います。

押忍

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