この度は昇段をお許しいただき誠にありがとうございます。
審査してくださった師範方、稽古にお付き合いしてくださった道場生の皆様、心より感謝申し上げます。
今回の参段への挑戦は「西東海道場 責任者」という大役を頂いた時から考えていました。
空手を始めた時のことを思えば夢のような話です。
そもそも高校生の時、近所の公民館でやっていたフルコンタクト空手を友人の紹介で見学に行ったのが始まりでした。
あまり運動が得意ではなかった私ですが、技が当たってもダウンしなければポイントにならないというルールに、自分にも出来るかもと思ったのが始まりでした。
その日から週3回道場に通う日々が始まりました。
大学生になったころ極真空手の記事を雑誌で読みました。
そこには城南川崎支部が特集されていて、その迫力に圧倒されたのと同時に、ここで稽古して世界大会に出場してみたいと考えるようになりました。
卒業後、上京し城南川崎支部に入門。
その後、世界大会出場までの8年間、自分に作り出せる全ての時間を、空手に捧げるつもりで稽古しました。
正直、しんどかったです。
あんなに楽しかった空手の稽古が世界大会を目指した日から急に辛くなり、試合に勝っても負けても、「次までにもっと稽古しないと!」と次々と稽古量が増えていきました。
その後、岐阜に戻り責任者となった現在、今回の審査へ向けての稽古は何とも不思議な感覚、毎日少しずつ変わっていく自分に、空手を始めたあの頃を重ね幸せな稽古をさせていただきました。
今後とも空手家として指導者として、初心を忘れることなく稽古に励みたいと思います。押忍
西東海道場
支部長/責任者:久野浄英
連絡先住所:〒503-0019岐阜県大垣市北方町3-732
電話番号: 0584-47-6736
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