継続は力なり
この度は昇段の機会を与えて頂き、また昇段をお許し頂き誠にありがとうございました。
16歳の時に極真空手を始め、そのときは就職等の理由により2年で空手をやめてしまい、35歳の時、娘達に空手を習わせるのをきっかけに、現在の群馬支部に再入門いたしました。
再入門時、年齢と持病の椎間板ヘルニアが心配でしたが、一念発起して黒帯取得を誓いました。
しかし何年か経った時、仕事等の理由によりまた退会してしまい、結局は黒帯取得を果たせず終いでした。
そんなある日、佐藤師範から「群馬支部の指導員として自衛隊道場を任せたい」というお話を頂き、支部発展の為少しでも力になればという思いでその話を受け、復帰しました。
今思えば佐藤師範のそのお誘いがなければ今の私はなかったでしょう。
1年前に昇段審査のお話を頂き昇段に向けた稽古を開始し、自分なりに追い込んで稽古をしてきましたが、疲労と腰痛に挫けそうになった時もあり、その都度「己に負けるな」と自分に言い聞かせ稽古に励みました。
審査当日は、緊張のせいか型の途中では頭の中が真っ白になり、10人組手では完遂できたものの思っていたような動きができず反省点はいっぱいでした。
それでも審査終了後、佐藤師範により「型はキレがあり組手も良かったですよ、相当稽古してきたのがわかりました」という暖かいお言葉を頂き目頭が熱くなりました。
私は常日頃から、「継続は力なり」を胸に稽古をしてきましたが、本当に空手を続けてきて良かったと思った瞬間でした。
ここまで頑張ってこられたのも今まで指導してくださった佐藤師範や諸先輩方々、一緒に稽古し応援してくださった各道場生の皆様のお蔭です。
本当にありがとうございました。
今後とも更なるご指導をよろしくお願い致します。
今までの目標は黒帯取得でしたが、これからは新たな目標を立て、新極真の黒帯に恥じぬよう身体が動く限り日々精進していきます。押忍
群馬支部
支部長/責任者：佐藤隆孝
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