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和歌山支部 町田実央 初段昇段レポート(2014年3月16日)

2014.04.15
昇段レポート

昇段者レポート-630x210

感謝の気持ち
 
この度は、昇段審査を受けさせて頂き、ありがとうございました。
 
私が空手を習うきっかけになったのは、お父さんが弟に空手を進めていた事からでした。
弟が見学に行くことになったので、私も一緒に行きました。

そこで、私も空手に興味を持ち、弟と一緒に習わせてもらうことになりました。

入門してしばらくは、楽しくて、いろんな事を一生懸命に覚えました。
初めての試合では型で3位入賞・組手で準優勝をする事ができて、トロフィをもらえて嬉しかったのを覚えています。

でも、帯が上がるにつれて、稽古が厳しくなり、辛いことの方が沢山出てきました。
それでも、試合で良い結果を残す事ができると、また次の目標に向かって頑張れる気持ちが出てきました。

私は、小さいときからクループ症候群という病気で、呼吸困難を起こして病院へ運ばれることが何回もありました。今も、喘息をもっていて病院にかかっています。

発作は稽古中に起こることも沢山ありました。
発作を起こす度にお母さんや保護者の方がすぐに私のところに来て助けてくれました。
一緒に稽古をしている皆さんには数えられないくらい迷惑をかけてしまったと思います。

そんな頃お母さんは、喘息でかかりつけのお医者さんから「稽古中の発作は不安やストレスから起こっているのかもしれない」と聞いたそうです。

そしてお母さんは、私と二人だけの時に、
「お母さん達は見守るだけしかできない。あとは実央自身が今の自分に勝つだけ。それを乗り越えられたら絶対に実央はまたひとつ強くなれる」

と言いました。

それから私は、稽古の時は心の中で「大丈夫!大丈夫!」と自分に言い聞かせながら、何日も何日も時間はかかったけれど、稽古中は発作を起こさない自分に変われる事ができました。

しばらくして、黒岡師範から昇段審査を受けるように言って頂けました。
その時は本当にうれしかったです。

体力的・精神的に今までより自信を持てるようになって、今回受けさせて頂く事を決めました。

審査の時は、思った以上に朝から緊張していました。
基本・移動・力量・柔軟・型・と進み、いよいよ10人組手がやってきました。
最後の方はしんどくなって思うように体が動かなくなっていきました。

そんな時、セコンドについてくださった先生、先輩方、皆さんの応援をもらえて最後まで頑張る事ができました。
10人組手の相手をしてくださった皆さん・応援に来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。
 
黒岡師範、支部長の先生方 審査の日はありがとうございました。

和歌山支部のそれぞれの道場には、強くて有名な先輩方が沢山いらっしゃいます。
私が毎週参加させてもらっている強化稽古で、一緒に練習してもらう先輩方も強くてかっこいい方ばかりです。
そんな先輩方の後ろを私も一生懸命ついていきたいです。

いつも、道場で指導してくださる前田優輝先輩・勝汰先輩、そして私のあこがれる横山紀子先輩のように、強くて優しい誰からもあこがれられる、そんな選手に私もなりたいです。

最後になりましたが、黒岡師範をはじめ、指導員の先生方、いつも一緒に稽古してくださる先輩方、道場の皆さん、保護者の方々のお陰でここまでこれたのだと感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも、今まで以上に頑張っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

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和歌山支部
支部長/責任者:黒岡八寿裕
連絡先住所:640-8302 和歌山県和歌山市井辺437-21
電話番号: 073-400-6989
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