この度は、昇段審査を受審させて頂き、また初段のご承認を頂き、誠にありがとうございました。
私は、新極真会へ入門する以前に、他流で十九年の空手歴がありましたが、他流では経験しなかった伝統型や本格的な基本、移動稽古に、今までとは異なる空手を感じました。
それは、空手バカ一代の直撃世代であり極真に憧れていた私が紆余曲折をし、数十年の時を経て、極真を修行する事ができるという喜びの実感でした。
しかし、現実は厳しく他流歴が長いが故に染みついた癖や、今まで経験した事がない動作に戸惑いをおぼえました。
そんな時にいつも的確な指導をして頂ける先生、先輩や道場仲間の励ましに大変感謝をしております。
昇段審査は、新極真の黒帯になると期待と不安が入り混じり緊張もしましたが、充実感がありました。
審査は、自分の空手を出す事に集中しました。
結果的にすべての審査項目が厳しい内容でしたが、道場の仲間の応援や励ましもあり昇段することができました。
また、十人組手を通じて他の道場の選手と交流ができた事に喜びを感じました。
現在、一般社会は、混迷の時代と思えるくらい厳しい現実がありますが、私は新極真空手を学び困難に立ち向かう強い心を形成し、それを新極真空手の試合を通じて確認し、現代社会に立ち向かうといようなライフワークを送りたいと思います。
最後になりますが、私の昇段審査を応援していただいた先生、先輩、道場仲間の皆様に心より感謝申し上げます。
また、昇段をご承認して頂いた入来師範、本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。押忍
東京城南川崎支部
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