昇段審査を終えて
この度は、昇段審査を受けさせていただき本当に有難うございました。
自分が空手を始めたのは幼稚園の年中の時でした。
道場へ見学に行ったとき、岡村師範代を初めとする、たくさんの先輩方が稽古されており、とても格好良く、兄弟4人入門を決めました。
中学の頃までは、技に頼り過ぎており、近いうち通用しなくなると先輩や兄から言われていましたが、あまり深く考えていませんでした。
高校生になり稽古が厳しくなってきても、まだ自分に甘さがありました。
そんな中、5人組手を受けたときに自分の弱さを痛感しました。
今まで自分にあった勘違いの自信を知ったと同時に先輩や兄からの言葉を素直に聞いていなかった自分の心の未熟さを知り、なにより自分の本当の実力が分かり悔しかったです。
そこから少しずつですが自分の空手に対する意識が変わったと思います。
大会で少しずつ成果が出てくるようになってきた頃、師範から昇段を薦めて頂き、受審を決意しました。
空手をはじめて12年、たくさんの先輩や兄の昇段審査を見てきました。
次は自分の番だと思い審査に挑みましたが、3人目を終えた時からきつくなり始め9人目を終えた時には立っているのがやっとでした。
昇段審査が決まったとき、兄が10人目は俺が行くと言っていたので、兄が相手になったとき、最後だと思い気持ちを持ち直し、力の限り最後まで戦い抜けました。
昇段審査を終えて、10人組手をやり抜いた事は、自分の大きな自信になりました。
今後はこの経験を糧にし、より精進していきたいと思います。
山田師範を初め、諸先輩方、道場生の皆さんのおかげで無事終えることが出来、感謝しています。
そしていつも送迎や応援をしてくれる両親への感謝の気持ちを忘れず、皆に恩返し出来る様頑張ります。押忍
長崎支部
支部長/責任者:山田政彦
連絡先住所:長崎県諫早市川内町173-5
電話番号:0957-24-1323
長崎支部ホームページ