この度は、昇段審査を受けさせていただき、ありがとうございました。
私は5歳のときに空手を始め、もうすぐ12年が経ちます。
入門した当初から、黒帯の先輩方というのは憧れではありましたが、自分からは遠い存在だと思っていました。
自分の中で、「黒帯をとれるはずがない」と勝手に決めつけていたのかもしれません。
しかし、そのような私の考えは、母の昇段審査を機に大きく変わりました。
昇段に向けてひたむきに頑張る母の姿を目の当たりにすることで刺激を受け、自分も自分なりに黒帯を目指して頑張ってみようと思うようになりました。
今回、山田師範から昇段審査のお話をいただいてからは、そのような意識の変化もあり、サーキットや千本蹴りに以前よりも意欲的に取り組むようになりました。
その際には、基本的なことで指導を受け、自分がいかに稽古を疎かにしていたかを痛感することができました。
そして、審査当日の10人組手では、思うような動きがとれず、終盤は手を出すことで精一杯でしたが、周りの方々のサポートもあり、なんとかやりきることができました。
ここまで空手をしてきて、途中で逃げ出しそうになったこともありましたが、今では続けてきて本当に良かったと思っています。
私は、決して空手が得意だと言えるほど強くはありませんが、「試合に勝つことがすべてではない」と山田師範がおっしゃるように、空手を通して学んだこと、得たことはたくさんあります。
礼節を重んじ、相手を敬う武道の精神、幅広い年代の方々との出会い、周りへの感謝の気持ちを持つことの大切さ。
これらはこれからも大切にしていきたいです。
最後になりましたが、これまでご指導いただいた山田師範、先生方、先輩方、応援してくださった道場生の皆さん、様々な面で支えてくれた両親には感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも長崎支部の力に少しでもなれるよう、精進していきますので、よろしくお願いします。押忍
長崎支部
支部長/責任者：山田政彦
連絡先住所：長崎県諫早市川内町173-5
電話番号：0957-24-1323
長崎支部ホームページ