平成27年3月1日。
この度は、昇段審査を受けさせていただき誠にありがとうございました。
これまで指導してくださった飯沼先生、ここまで一緒に稽古をしてくださった埼玉熊谷道場の皆様、そして、入門当初の何も分からないところから一緒に稽古し、お世話になりました片山さん、吉野先輩、成龍君、本当にありがとうございました。
たくさんの仲間に支えられ、ここまで来ることができました。
心から感謝しております。
また、空手を始める機会を与えてくれた新極真会に感謝したいです。
新極真会は、誰でも何歳からでも稽古をはじめることができるだけでなく、幼年からシニアまで参加できるさまざまな大会が行われています。
さらに、こうして昇段審査まで受ける機会を与えていただきました。
トップ選手や、10代のユースジャパンに選ばれるような選手だけでなく、社会人になってから空手を始めた私にも、同じようにチャンスが与えられていることは大変幸せなことです。
私が空手を始めたのは、社会人になり職場の近くに空手の道場があることを知ったのがきっかけです。
前から空手をやってみたいという気持ちがあったので、入門するかどうか迷いながら道場へ電話をかけました。
「せっかく自分で空手をやろうと思ったのだから、やってみればいいですよ。見学は、運動できる格好で来て下さい。」電話でこうおっしゃっていただき、それからすぐに道場に見学へ行きました。
あれから、8年近くが経ちました。
道場では、基本からていねいに指導していて、幼年から大人まで一緒に稽古していました。
姿勢や呼吸、基本の動作など、ひとつひとつ新しいことが出てくるたびに、とても楽しく、うれしかったです。
それと同時に、稽古をすればするほど、先生や先輩方の強さ、空手の奥深さを感じました。
稽古では、基本的なことで、先生に同じことを何度も注意させてしまったり、仕事を言い訳に、稽古量が少なかったり、なかなか上達できずに、申し訳なく思っております。
「自分の中の弱い気持ちは、人には分からなくても、自分自身にはよく分かる。それを変えようと意識することが大切。それは、自分次第だ。」と先生はよくおっしゃっていて、足をもっと高く上げようとか、意識して練習することが大切だと学びました。
また、自分と向き合う機会を持ち、気持ちの大切さも学びました。
「気持ちが強い方が勝つ。」
稽古しなければ、不安で強い気持ちを維持できません。
「絶対勝つ」と言える選手は、そう言えるだけの稽古をしているのだと知りました。
「集中し、全力を出し切る。最後まであきらめず、継続する。」
これは課題でもありますが、これらができるよう、日々稽古していきたいです。
最後になりますが、審査会では、総本部道場の方々や一緒に審査を受けた方々、10人組手の相手をしてくださった方々、そして応援していただいた、たくさんの方々、本当ありがとうございました。
武道は、精神的な強さが必要ですが、仲間の支えも必要です。
新極真会には、合宿や大会を通して得た仲間、道場が違っても、全国に同じように頑張っている仲間、新極真会を支えている先生方、職員の方、家族の方、他にもたくさんの新極真会を支える仲間がいます。
こういう仲間と、審査会や大会、また空手ライフを通して、互いに応援し、成長した姿を互いに見ることができるのは、すばらしいことだと思います。
新極真会の仲間に感謝し、今後は黒帯をとったのだという自信を持って、稽古だけでなく、これからの人生を歩んで生きたいです。押忍
埼玉熊谷道場
支部長/責任者:飯沼富夫
連絡先住所:〒360-0018埼玉県熊谷市中央5丁目8-66清栄コーポB-202
電話番号:0485-25-7881
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