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新潟支部 飯田誠之 初段昇段レポート(2015年11月8日)

2015.12.02
昇段レポート

「人様とのご縁に恵まれて」

この度は昇段審査の受審及び昇段のお許しをいただき、誠にありがとうございました。

入門より御指導頂いた古川師範、鶴巻師範代、白帯の時より9年間も根気よく御指導して下さった樋口師範代、諸先輩方、誠にありがとうございました。
私の昇段までの9年は、正に人様とのご縁に恵まれた9年でした。

以前はずっと音楽活動をしており、深夜の漫画喫茶で読んだ空手バカ一代が、空手との出会いでした。

音楽を辞めた時に、正反対の事をしようと新潟支部のホームページを見て、アポも取らずに押し掛けた私を迎えて下さったのが樋口師範代でした。
入門当初は昇級や試合も頭になく、漠然と青帯位になれたら良いなぁ程度の気持ちでした。

黒帯は、私にとって遥か彼方の存在でした。
不器用ながら稽古を進めるうちに、欲も出て来て審査を受けさせて頂き、試合にも出場させていただく様になりました。

試合に出るといつも大声で応援して下さった加藤指導員、怪我をして休むといつも心配して連絡くださった金子指導員、一緒に励んだ道場の仲間、そして家族の理解と協力。
4級の時に交流大会で優勝する事が出来た後は昇段を目標にし、2級取得の辺りから週5日の稽古をしてました。

空手ばかりしてる悪い父親でした。
家族の理解なくして、この度の昇段はなかったでしょう。

そして、私が一番記憶に残ってるのが母親です。
空手をやる前は、他県に演奏に行って家族の寝静まった家に帰宅が常でした。

あれは初めての審査の夜。
古川師範に夕食を御馳走になり遅くに帰宅した時。初めて母親が寝ずに私を待っててくれました。
私が怪我をしてくるのではないかと心配して待っててくれたのです。

「お前の無事な顔を見たから寝るよ。」
そう言われた時に親の有り難さを身に沁みて感じました。
私の昇段の陰には、これだけ多く方の支えがあったのです。

まだまだ未熟な私ですが、これらの方達の期待に応え恩返しをし、また新極真会の黒帯として恥ずかしくない様、一層の努力精進して参る所存であります。押忍

新潟支部
支部長/責任者:古川章
連絡先住所:950-2162新潟県新潟市西区五十嵐中島5丁目1-1
電話番号:025-201-8318
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