空手と自分
この度は、昇段審査の受審の機会をいただきありがとうございました。
幼稚園年長の夏に、友達が習っている空手に見学に行ったのが最初のきっかけでした。
はじめの頃は何ををしていいのかもわからず、まわりの真似をするしかできませんでした。
小学生になっても稽古は続けていましたが、自分より年下の子供達が、自分より上手で、なかなか上達できない自分がいました。
小学校6年間は、週に3日程道場に通いました。
雪の日や台風の日もありましたが、できるだけ休まないで稽古に参加しました。
仲間達と共に稽古を通し、葛西道場でいろいろなことを学びました。
また、数々の交流試合や東京東支部の大会などに出場して、真剣に戦うことの緊張感と充実感を味わう事ができました。
仲間達の活躍も、私にとってとても励ましになりました。
中学生になり、学業も忙しくなりましたが、できるだけ稽古を続けてきました。
黒帯の先輩方から型の稽古をつけてもらったり、長い間お世話になってきた遠田師範代からは、様々なアドバイスをいただきました。
空手に関してだけでなく、精神的に強くなるということや年下の子には優しく接すること、親や家族の大切さを教えていただきました。
空手を続けていて楽しい事ばかりではなく、つらい稽古も数々ありました。
でもこの経験が自分のこれからの人生に役に立つのだと先生に教えていただいたので、頑張ることができたと思います。
私は諸先生方、先輩方、道場の仲間から助けてもらう事がとても多く、周りの方々のおかげでここまで来られたと思います。
この場を借りて、感謝の気持ちを伝えたいと思います。
本当にありがとうございました。
黒帯を締めるのであれば、それ相応の技量をもたなければならないと考えています。
初段となってからが、さらにその帯の重みを感じることと思います。
後輩たちの手本となれるように、さらに精進したいと思います。
東京東支部
支部長/責任者:南里宏
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