私が当時4歳の娘と空手を始めたのは、2004年9月でした。
他流派の空手の演武を観た妻が、「娘にも空手を習わせたい。」と思い周囲に相談したところ、当時の横浜木元道場を紹介してくださる方がおられ、その方の勧めがあり綱島道場へ所属する事となりました。
稽古初日、午前中に稽古を終えフラフラになって帰宅した私は、「続けられるかな?」と少々心配になりました。
そして夕方、トイレで血尿が出た時点で「続かない。」と思いました。
9月の出席回数は2回でした。
しかし、高校1年生の時に読んだ『空手バカ一代』で極真空手の事を知り、長い間あこがれていた極真空手の空手衣を、そう簡単に脱ぐわけにはいかないと思い、少しずつですが月間の稽古回数も増え、いつの間にか空手を辞めるという選択肢は頭の中から無くなっていました。
同時に入門した娘は、当初3カ月位は泣いてばかりで稽古にならず、先輩の稽古生に迷惑ばかり掛けていましたが、やがて私よりも先に試合に出場するようになり、入賞経験も積むようになっていきました。
そうなると、妻も空手や道場の雰囲気を好きになり、試合観戦や道場内のイベントにも積極的に参加し始め、我が家は365日空手を楽しむ家庭となりました。
2年前、娘が黒帯を締めることお許しいただき、この度、私もお許しをいただけることとなりました。
入門した時には、親子で黒帯を締めることが出来るとは全く想像がつかないことでしたが、その夢にも思わなかったことが実現したのは、木元師範を筆頭とした先生方のおかげであると感謝しております。
特に綱島道場の責任者であられる茂木先生には、特別な感謝を申し上げます。
又、日々の稽古で一緒に切磋琢磨する稽古生の皆様にも、感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
最後になりましたが、昇段をお許しいただいた木元師範には重ねてお礼申し上げます。
審査前の面接で、師範からいただいた言葉を常に実践できるよう、空手に携わって行きたいと思います。
この度は有難うございました。
神奈川東横浜支部
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