この度は、昇段審査への受審を許可していただきありがとうございました。
昇段審査への受審を許可して頂いてから審査当日まで、「昇段審査への挑戦」という私にとってあまりにも大きな壁から不安が先に立ち、何度も何度も心が折れそうになりました。
また、受審のお話を頂いた当初は、本当に昇段審査を受審するのだという確信が持てず、稽古に足が遠退きそうになることが幾度となくありました。
しかし、一方で「黒帯を取るためにはこのままではいけない!」という危機感が、揺らいでいた意識を変え、稽古へと向かわせてくれました。
日々の稽古では、佐野先生に基本、移動、型、組手などうまく出来ないところも多々あるなかで、丁寧に指導していただき、昇段審査を意識した前向きな稽古をすることが出来ました。
昇段審査当日は、緊張と不安から、立っているだけでもやっとの状態でした。
そして実際厳しい審査となりましたが、これまでの稽古を信じ、「やるだけのことはやった!」と、その思いだけを胸に審査に挑みました。
また一緒に受審をした茶帯の方々の存在もとても心強く、最後まであきらめずに厳しい審査を乗りきることができた精神的な支えとなりました。
組手の審査でも熱い声援が力になり、「あきらめてはいけない!」「黒帯をとる!」と苦しいながらも、心のなかで叫びながら、そして「セイヤー!」と気合いをいれながら立ち向かうことが出来ました。
今こうして昇段審査から日が経ち思い返してみると、自分ひとりの力だけでは到底昇段を成し得なかったと改めて思います。
総本部道場在籍時に指導していただいた諸先生方、一緒に稽古に励んできた総本部道場生の皆様、そして現在目白道場で佐野先生の下稽古に励んでいる道場生の皆様にたくさんの応援と励ましを頂き、昇段することができました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
最後になりましたが、空手を継続することの大切さ、そして強さだけではない、空手の所作の美しさを教えて下さった伊師師範、13年間の思いが実り黒帯を取ることが出来ました。
これからも初心に返り、昇段を許可して頂いたことへの誇りを胸に目標を持ち、さらなる向上を目指して稽古に励んで参ります。押忍。
総本部目白道場
支部長/責任者:緑健児
連絡先住所:東京都豊島区目白2-5-24 第二平ビル2F
電話番号:03-6915-2266
目白道場ホームページ