MENUCLOSE
OSU-NET お問い合わせ
ニュース
昇段レポート
ホーム > ニュース > ニュース > 支部ニュース > 昇段レポート > 南大阪支部 内藤元揮 弐段昇段レポート(2016年9月25日)

南大阪支部 内藤元揮 弐段昇段レポート(2016年9月25日)

2016.11.21
昇段レポート

この度は昇段審査の機会を頂き、誠にありがとうございました。

私が空手に出会ったのは三才の右も左もわからない頃でした。
そこから年を取り、小学四年生のころ、初段の帯を巻く事が出来、それから更に十数年が経った今、弐段への昇段を受けさせて頂くことになりました。

正直その話を頂いた時は、今の自分に出来るのか、このまま段位を重ねてもいいのか、そういう思考が正直頭の片隅にあり、今思えばこの段階で逃げの一手を打とうとしていたように思えます。

しかし、そこで「自分の自信になることを何でもいいから一つやってみなさい。
全力で頑張ったと自分で思えるものを残してみなさい」と母に言われた言葉を頭で反芻し、これは覚悟を決めてやってみようかと決心したのが自分の中での本当の挑戦の始まりでした。

一時期空手から離れていたこともありましたが、それをきっかけに少年部の指導や自分自身の稽古を再開すると、認めたくなくとも体はすぐに答えを示しました。
このままでは弐段など到底届かない、と。それを自分の中で再認識した時、ただひたすらに悔しい、情けない、このままでいいはずがないと心の自分が叫び、今まで以上に自分に対して向き合うようになっていました。

それから稽古を重ねて数カ月、あっという間に昇段審査当日を迎えました。
正直、どれだけ体を動かしても不安は拭えず、審査が始まります。

基本、移動、型、体力、そして二十人組手。自分の生きてきた中でおそらくは一番の正念場になるであろう、そう思いながら審査に挑みました。
一つ一つ審査が進んでいき、気付いた時には二十人組手が始まっていました。

既に体も動くかどうか不安でしたが、ここまできたならやるしかない、過去の自分と決別するためにも絶対に達成してやる、その考えを心に留めながら、組手をしていました。
途中、心が折れそうになった場面もありましたが、道場生や対戦相手の皆様、応援に駆けつけて頂いた皆様の声援のお陰で無事に完遂することが出来ました。

今回の二段の昇段を終え、過去の自分との決別が出来たかなと、そう思います。
まずは弐段にふさわしい人間になれるよう、指導者として胸を張れるようこれからも努力していこうと思います。

最後になりましたが、父であり一番私を支えてくれた内藤師範、小さい頃から面倒を見て頂き、二十人組手の最後の相手をして頂いた北原師範代、いつも一緒に稽古をしたり話をしたりと誰よりも親身になって頂いた長田師範代、ここまで自分を大きくしてくれたお母さん、陰で支えてくれた悠雅、道場生の皆さん、応援して頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

これから先は指導者として、子供たちの憧れになれる存在となれるように精進していきますので、これからもよろしくお願い致します。押忍

南大阪支部
連絡先住所:大阪府藤井寺市岡2丁目8-41 浦岡ビル3・4F
電話番号:072-939-7397


新極真会について 新極真会で心極める
新極真会への入会者募集中 入会希望者の方へ