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福島支部 野崎秀寿 初段昇段レポート(2016年11月4日)

2016.12.20
昇段レポート

自分の誕生日の2日後、2016年12月4日に昇段審査がありました。

福島支部の昇段審査は全国有数に過酷と言われており、これまで何度か拝見させて頂き、時にはその審査の掛け組手の相手をさせて頂いて、その過酷さを肌で感じていました。
これまでに死人は出ていないと聞いていましたが、もしかしたら自分がその第一号になるのではと、少しだけ考えてしまった事を思いだします。

昇段審査の話を頂いてからの半年間、空手を始めてからの約17年間で一番稽古に打ち込みました。
思い返すと、道場行事にしか顔を見せなかった事で、仲間から「ツチノコ」と呼ばれた時期もありました。

しかし、辞めずに稽古を続けた事で、今回の機会が巡って来たのではないかと考えています。
そして、期待と感謝そして自分が完遂出来るかどうか不安の中で挑んだ掛け組手。

これまで一緒に稽古をしてきた仲間、いつも指導してくださる黒帯の先輩方が相手をしてくださいました。
組手の最中、相手から次から次へと放たれる攻撃に対し、「何か返さねば!」「何か返さねば!」と思うも何も出来ず、しのぐ事に精一杯になり、そんな自分がとても歯がゆく、とてもやるせなかった事を今でもはっきり覚えています。

それでも、滝嶋先生をはじめ先輩方や仲間の掛け声が、折れ曲がった体を何度も何度も起き上がらせてくれた事もはっきり覚えています。
みんなの声援から伝わる「頑張れ」の気持ちが、弱りかけた心を奮い立たせ、倒れずに立ち続ける力となりました。
そして、今までの自分では耐えられなかったような場面でも持ちこたえ、自分一人では出し切れない所へ少し行けたのではないかと思っています。

今回、昇段審査を受けさせて頂けた事、三瓶先生、滝嶋先生、黒帯の先輩方、仲間の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

これからは、滝嶋先生が常々仰っている、「黒帯を取ってからがスタート」と言う言葉にならって、このスタートラインから、また一歩ずつ歩んで行きたいと思います。押忍。

福島支部
支部長/責任者:三瓶啓二
連絡先住所:福島県福島市森合字日向山8-7
電話番号:0245-31-5452
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