この度は、昇段審査を受けさせていただき、また昇段のお許しをいただき、誠にありがとうございました。
自分が空手を始めたきっかけは、父でした。
何をやっても長続きしない自分を見かねたお父さんが、小学3年の時に教えてくれたのが始まりです。
不器用な自分は上手くいかないと、いつも泣いていたのを覚えてます。
でも、空手は好きで、中学に上がっても空手がやりたかったので、部活のあるクラブに入らず、茶道部に入り、学校が終わると直ぐに家に帰り空手の練習をする毎日でした。
そんな時に、今の自分を決定づける事がありました。
いつも自分を応援してくれてた祖母が亡くなりました。
祖母は亡くなる3日前に、「折角空手をやるなら世界チャンピオンになりなさい、中途半端は駄目だよ」と自分に厳しい目で言いました。
自分は必ずチャンピオンになると約束し、新極真の入門を決意しました。
入門当時は何も解らず、戸惑う毎日で、基本や移動稽古、型には戸惑いましたが、楽しく稽古できる日々が続いてました。
しかし、その楽しいのも帯が上がるにつれ、段々ときつくなりましたが、そのキツさがより楽しくて稽古にも熱が入って行き、自分に勝つか負けるかと、自分との戦いの毎日です。
昇段審査は緊張で、組手ではスタミナがなくなりきつかったですが、相手をしてくださった先輩方の励ましながらの組手を身に受け、キツさより嬉しさの方が強く感じました。
今後は、より厳しく辛い事や大きい壁があると思いますが、自分は生き方で空手を選びました。
辛さや厳しさを楽しめるほどの稽古を積み重ね、祖母との約束を果たすのが夢です。
夢は実現するもの!この決意で世界の舞台を目指して行きます!
最後になりますが、いつも叱咤激励してくださる、師範を始め、師範代や先生、先輩、道場の皆様に心より感謝し、今後も精進して参ります。押忍
愛知山本道場
支部長/責任者:山本健策
連絡先住所:愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通8丁目30番地
村上ビル3F
電話番号:052-842-4102
愛知山本道場ホームページ