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目白道場 佐藤敦 初段昇段レポート(2017年3月5日)

2017.04.17
昇段レポート

この度は、昇段のお許しをいただきありがとうございました。

自分が空手を始めたのは、約8年前でした。
極真空手には学生の頃から憧れを抱いてはいたものの、当時は、外から覗き込んだ道場の迫力に圧倒され、なかなか入門に踏み出すことができませんでした。

しかし社会人になり、仕事もある程度落ち着き、偶然にも近所に道場(愛知山本道場)があったことから、ようやくそこで自分の気持ちにも踏ん切りがつき、入門に漕ぎ着けることができました。

入門当初は、組手や型の稽古はもちろん、基本稽古や移動稽古にもついて行くのがやっとで、果たして自分にも同じ道場の先輩方のように上手く・強くなれるのだろうかという不安でいっぱいでした。

一方、稽古で教わること一つ一つは新鮮で、稽古自体は非常に楽しく取り組むことができました。
また、初めて昇級審査を受審した際、目の前で山本師範に上段廻し蹴りの見本を見せていただいた時には、「いつか自分もこんな風になりたい。」という思いが強くなり、よりいっそう空手が好きになり、稽古にも熱心に取り組むようになりました。

そうこうしているうちに数年が経ち、仕事の都合で東京に転居することとなり、総本部目白道場に移籍することとなりました。

移籍当時、自分は右手の甲を骨折しており、慣れない職場や単身赴任生活にいささか途方に暮れていたのですが、道場で佐野先生から「怪我をしていても基本稽古や移動稽古は参加して構わないし,右手を使わなければ組手をしてもよい。」と言われ、怪我をしているにもかかわらず、稽古に参加させていただくことができました。

この時は、空手の面だけでなく、生活面全体において本当に救われました。

怪我が治り、佐野先生から昇段審査受審の許可を頂いてからは、毎日少しずつ稽古に励みました。
当然のことですが、この間つくづく感じたのは、自分にはこれまで稽古してきたことしかできないのだ、ということでした。

昇段審査に向け、組手のスタイルなどをいろいろと試してはみたものの、やはり自分にできることは、先生や先輩から教えていただき、入門当初からやり続けてきたことだけなのだと気付き、それを最後まで貫徹しようと決心しました。

昇段審査を振り返ってみると、基本、移動、型においてはまだまだ改善すべき点は多くあったと思いますし、10人組手にいたっては立っているのがやっとで、果たして本当にこんな状態で黒帯を巻いてもよいのだろうかという思いもあります。

しかし黒帯を巻く以上、これからは新極真会の黒帯としての矜持を持って、よりいっそう稽古に励んでいきたいと思います。

最後になりましたが、自分が黒帯を取ることができたのは、これまで指導をしていただいた田中指導員、高田師範代、佐野先生を始め、一緒に稽古をしていただいた愛知山本道場・目白道場の先輩方や道場生の皆様のおかげです。

皆様のおかげで空手が好きになり、夢中になれるものに巡り合うことができました。
この場を借りて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

今後とも、ご指導よろしくお願いいたします。

総本部目白道場
支部長/責任者:緑健児
連絡先住所:東京都豊島区目白2-5-24 第二平ビル2F
電話番号:03-6915-2266
目白道場ホームページ


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