この度は、昇段審査のお許しを頂きましてありがとうございました。
私が空手をやりたいと思ったのは、小学校2年の頃でしたが、入門の機会がありませんでした。
それから19年後、健康のために何かできないかと思い、小学校の時やってみたかった空手を習うことにしました。
入会当初は体力もなく、基本稽古、移動稽古、型などを行いましたが、思うように身体が動きませんでした。
周りの黒帯の先輩は追い込む稽古を行っても「しんどい、痛い」とも言わず稽古していて、先輩から「最初からできる人はいてないよ、少しずつ頑張ればいいから」と言って頂いたことを思い出します。
稽古を重ねるにつれて、できなかったことも、少しずつ続ければ少しずつ出来るようになり、その成長が楽しく感じました。
体力や技術の向上だけでなく、私生活でも空手で学んだ、あきらめず継続していくことが、自分の成長につながっているように思います。
空手を始めて、今年になって8年が経ちました。
昇段審査を受けるにあたって、全力で最後までやろうと思っていました。
基本稽古、移動稽古と進むにつれ徐々に動けなくなってきました。
力量でスクワット、うさぎ跳びを終了した時点で立つのがやっとでした。
10人組手では動かない身体の力を振り絞りましたが、身体が言うことをきいてくれませんでした。
その時、周りからの応援で動かない身体が動くようになり、10人組手を終えることができました。
指導頂いた黒岡師範、西指導員、山崎指導員、前田指導員、和歌山支部の道場生、父兄の方々に感謝しております。
今回の昇段をスタートと考え、感謝・謙虚な気持ちを忘れないように精進いていきたいです。
ありがとうございました。押忍
和歌山支部
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