この度は、昇段審査を受審させていただき、また昇段の許可をいただきありがとうございます。
審査当日まで、支えていただきました松本師範をはじめ、諸先生、諸先輩、道場生の皆様、また、当日に応援してくださった皆様に心から感謝申し上げます。
私と奈良支部との出会いは、一枚のチラシでした。
それは、当時、奈良に越してきてまもなく、なにか新しいことをはじめようと思っていた矢先のことです。
自宅のポストに入っていた複数のチラシの中から、空手のチラシがでてきて、目に留まりました。
このチラシを見て、奈良支部の道場がとても楽しそうに感じ、すぐに興味を持ちました。
極真空手に怖いイメージもあったため、少しためらいましたが、動かなければなにも始まらないと思い見学に行くことにしました。
仕事終わりに道場に伺うと、先生にやさしく迎えていただき、見学をさせていただいたことを覚えています。
そして、見学や体験をさせていただくなかで、その厳しくともあたたかみのある雰囲気にひかれ、入会することにしました。
楽しみながら空手をし、体力向上、健康増進が当初の目標でした。
その目標が変わったのは、はじめての昇級審査のときです。
昇段審査者の壮絶な10人組手を目のあたりにし、衝撃を受けました。
そのときから、いつかは必ず自分もと思うようになり、昇段を目標とし、精一杯練習に取り組みました。
昇段審査のための稽古では、基本、補強、移動、型等を繰り返し何度も練習しました。
審査が近くなると、先生や先輩から声をかけていただき、遅い時間まで移動と型の指導をしていただきました。
体力面では、補強審査の項目に加えて、懸垂等の筋力トレーニングを取り入れ、食事量を増やし、審査に耐えうる体力をつけるよう努力しました。
審査当日は、思ったとおりにできなかった部分もありましたが、稽古の成果を出し切り、なんとか最後までやり遂げることができました。
昇段審査の稽古をはじめた当初は、様々な事情があるなか半年間も継続して練習できるかが不安で、無理ではないかと思いながら練習を続けていましたが、最後まで気持ちを切らさず継続し達成できたことは、自分の人生のなかですばらいしい経験であり、かけがえのない財産です。
今後は、さらに心身ともに成長できるよう取り組むとともに、これから昇段を目指す道場生に少しでも役に立てるよう努めたいと思っております。
今後ともご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
奈良支部
支部長/責任者:松本直義
連絡先住所:奈良県北葛城郡上牧町片岡台1-1-23
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