第6回全世界空手道ウエイト制空手道選手権大会終了後の7月4・5日に世界空手セミナー・WKO昇段審査が開催しました。
世界大会終了後の二日後、カザフスタンの首都アスタナから北へバスで3時間移動した合宿地で世界空手セミナーとWKO昇段審査をが始まりました。
世界空手セミナーでは158名が参加し、二日間に渡ってブライアン・フィトキン師範、ハワード・コリンズ師範、三瓶啓二師範、藤原康晴師範、塚本徳臣師範がグループ別に指導を行い、新極真会の標準となる基本や型の動作、型の動作の意味、呼吸法、最新の組手テクニックなどの稽古で汗を流しました。一方、昇段審査の受審者に対しては外舘慎一師範が講習会を担当し受審の最終確認をおこないました。
合宿二日目の午前中からWKO昇段審査が始まりました。世界各地の支部から70名が受審し新たな段位に挑戦しました。午前の第一次審査では基本、移動、型、体力の審査をおこない、これパスした受審者が午後の組手審査に進みました。
組手審査では段位別のグループに別れ、連続組手に臨み受審者は日頃の鍛錬の成果を披露しました。
今回の審査には第9回世界大会第5位のマキシム・シェブチェンコ(ロシア)も参加しました。彼の強さを評価し、連続組手は今年のヨーロッパ大会重量級チャンピオンのマシエ・マズール他、セミナー参加者の中から強豪が対戦相手に選ばれました。シェブチェンコは往年の圧力の強さを発揮し、見事昇段を果たしました。