この度は、昇段審査を受けさせていただき、また昇段のお許しをいただき、誠にありがとうございます。
自分は6歳のときに空手を始めて、その時から黒帯に憧れを持っていました。
小さい時は辛い稽古に泣くときも度々ありましたが、いつか大きくなったとき黒帯をとりたいという思いで稽古を続けました。
しかし、歳が上がると、試合や大会に勝つことを目標にして稽古をするようになり、黒帯はとりたいという思いはありつつも、現実的な目標にはまだまだなりませんでした。
そして今年、指導員をさせていただくことになり、山本師範師範にそのお話をいただいた際に、そろそろ黒帯はどうか、と声をかけていただきました。
はじめは、自分が受けてもいいのかと思いましたが、幼い頃から憧れていた黒帯です。
やはり受けたいと心から思いました。
このとき、やっと黒帯をとるという目標をはっきりと目の前に持つことができました。
審査に向けての稽古では辛いときもたくさんあり、怪我も多く、今回は諦めた方がいいのではないかと思ったこともありましたが、周りの方々の支えや励ましのおかげで審査に向けて稽古をしていくことができました。
指導員をさせていただいたことも、とても勉強になりました。
指導のために今までより研究することも増え、また、自分の稽古が辛く、弱気になったときも、少年部が稽古を頑張る姿に励まされ、気持ちを強く持つことができました。
審査当日は、とても緊張して、10人組手では、途中とても苦しくなったときがありましたが、先生、先輩方、少年部のたくさんの方々の応援のおかげで、最後まで全力を出し切ることができました。
御指導いただきました、山本師範、高田師範代、近藤先生、谷田貝先生、末永先生、応援してくださった道場の先輩方、少年部の皆さん、支えてくれた両親、本当にありがとうございました。
これからは、黒帯である自覚を持ち、日々精進していきます。押忍
愛知山本道場
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