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福井中央支部 酒田創造 弐段昇段レポート(2017年12月17日)

2017.12.27
昇段レポート

この度、昇段審査の機会を与えてくださいました井上貴雄師範、和田勝師範、ありがとうございました。

また、井上師範には審査前から稽古をみていただき、このご指導と経験は、これからの稽古の課題として活かしていこうと思います。

私が井上師範と初めてお会いしたのは16年前の冬、町の体育館での稽古に見学に行った時でした。
当時の福井中央支部は、本部直轄福井下荒井道場の名称で活動していた時期で、まだ道場を立ち上げて間もなく、少年部、一般部合わせて20人ほどの小さい道場でした。

福井県内の空手道場をいくつか見学に回ったうえで入門する道場を決めるつもりでいましたが、結局他の道場に見学に行くことはなく、最初に問い合わせて見学させていただいた井上道場に、そのまま入門することになりました。

初めて井上師範にお会いした時、私は「強そうな方だ」という印象を持ちました。
私が井上師範に感じた強さとは、空手の強さはもちろんのことですが、生きる力の強さ、どんな苦境でも決して挫けない強い生命力のようなものを、その背中に感じました。

当時私が自分に足りないと思い、武道の稽古を通して身に付けたいと思っていた力を、井上師範に一番強く感じたのが、入門をすぐに決めた動機だったと思います。

入門して一年ぐらいが過ぎたある日、私の肉親の一人が事故で命を失いました。
そのことが辛く苦しいと思うほど、私が井上師範と空手から学びたいと感じた、生きる力の強さをよりいっそう求めるようになり、ただただガムシャラに井上師範についていきました。

気が付くと黒帯を許され、指導員をまかされ、空手が生活の一部になっていました。
今回、弐段の審査をうける機会を与えていただいた時、私は初心に帰りたいと思いました。

何故空手を始めたのか、何故空手を続けてきたのかを、自分の中で再確認するきっかけにしたいと考え、入門した時と同じように、できるかぎり師範の指導する道場の稽古に参加し、たとえ少年部の指導の片隅でも、道場の空気に触れる時間を増やすよう努めました。

審査の当日は精一杯力を出すことを考え、一緒に昇級審査を受けた、私が指導する道場の子供たちが、少しでも何かを感じてくれれば、という気持ちで審査に挑みました。

子供たちや後輩たちがそこから何か影響を感じてくれたかどうかは今はまだわかりませんが、今後も生きる力を求めて稽古に励み、これから道場に入門してくる人たちが、空手から何かを学べるような道場になるよう、福井中央支部の発展に微力ながら力をつくしていきたいと思います。

福井中央支部
支部長/責任者:井上貴雄
連絡先住所:福井県福井市木田町1201-2-401
電話番号:0776-34-5343
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