この度は昇段審査を受けさせて頂き、ありがとうございました。
21歳の時に空手の門をたたき、気付けば19年経ちます。
強くなりたいと思ったきっかけは、中学時代に不良グループに因縁をつけられ、15人~20人にボコボコにされたことです。
やった方は覚えていないでしょうが、いつかやり返してやりたいという思いがありました。
実家の両親が厳しかった為、地元では格闘技をやることはできず、大学進学で浜松に来ることになり、先輩と入門させて頂きました。
入門してから5年くらいは毎日のように通っていましたが、仕事が忙しくなるにつれ、道場に顔をだす回数が減っていきました。
自分自身の気持ちの中でも、ある程度強くなったから、茶帯でもいいかと思うようになり、10年近く遠のいていたと思います。
そんな中40歳を迎え、中途半端な自分にけじめをつけようと考えていた時、道場の同級生の岩本君が一緒に昇段を受けようと声をかけてくれ、受ける事を決意しました。
基本、型も一からやり直し、今までの空手の時間の中で一番必死に練習したと思います。
若い頃は組手が楽しくて、基本、移動、型の練習をしていませんでした。
この歳になり、今になって基本、移動、型の大切さが感じられるようになってきました。
黒帯になってからが始まりだと思います。
後輩の模範となるよう、日々練習に励んでいきたいと思います。
今回、昇段審査を受けるにあたり、機会を与えて頂いた永島師範、ご指導して頂いた鈴木啓之先生、一緒に練習してくれた岩本君、ご協力して頂いた道場の皆様、ありがとうございました。
今後も黒帯に恥じないよう精進していきますので、よろしくお願いします。押忍
静岡西支部
支部長/責任者:永島文秋
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