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秋田支部 東海林祐郎 参段昇段レポート(2018年11月25日)

2019.02.22
昇段レポート

この度は昇段審査の機会をいただき、誠にありがとうございました。

入門して二十三年、唯々基本を重視し稽古して参りました。
基本・移動・型稽古の反復は単調で続けるのに根気を要します。
直ぐに強くなったと感じるわけでもなく、稽古に対しての迷いも生じることもありました。
 
深谷師範は基本の大切さを何時も説いていました。
私は、弟子の一人としてその言葉を具現化させる使命を感じていました。

基本を重視しやってきた人間が審査会でどのような基本・移動・型・組手をするのか、道場生に示す必要があったのです。
 
基本審査では脱力、移動審査では脱力・軸を意識し行っていましたが、力んだり軸がぶれる場面も多々ありました。

しかし、同時に疲れから力が入らなくなり、その結果、力みがとれ良い動きを取り戻し、全体的には大きな乱れがなく終えることができたと思います。
 
とはいえ、基本審査の騎馬立ちはかなり長い時間行われ、その後全く脚に力が入らない状態でした。
私の考えでは、道場生に対して試合で負ける姿を見せるのは致し方ない事と捉えていますが、例えば騎馬立ち中、腰を高くしたり崩したりする姿は絶対に見せてはいけない事と思っています。
 
その後の体力もしかり、最初からペース配分する姿は見せられないので、全力で拳立てを五十本行ったのを最後に、指立てや腹筋・スクワット等は気合いしか入れられない状態でした。
 
そして、体に全く力が入らない状態で迎えた型と十人組手。
ここは今まで行ってきた基本を重視した稽古に頼るしかありませんでした。

その内容は、自分自身では批評することは出来ませんが、私の組手を見て、基本の重要性を再認識してくれる道場生がいたのであれば幸いです。
 
最後に、二十歳の時からご指導頂いている深谷師範、宮城支部在籍時にご指導頂き、この昇段審査に立ち会って頂いた金田師範、先輩・道場生・保護者の皆様、誠にありがとうございました。

そして、これからも宜しくお願いいたします。

※秋田支部情報はこちらよりご確認下さい。


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