この度は、昇段審査の機会を与えていただき有難うございます。
自分は19歳の時に極真の門をたたき、大学生活4年間、夢中で稽古に通いました。
それまでまともに運動経験のなかった自分にとって、毎日の稽古は辛く苦しいものでした。
厳しくも暖かい師範や先輩方、道場生の方々と稽古に励む中で、自分の弱さと向き合い、チャレンジする貴重な経験をさせていただきました。
就職を機に一度は空手を離れることになりましたが、心の中には常に、いつかまた空手をやりたいという思いがありました。
40歳を前にした時、機会を待っていてはいつまでも始めることはできないと思い、小泉英明師範のもと湘南支部にお世話になりました。
空手を離れてから15年間という年月は、自分にとって大きなブランクでしたが、同時にまた空手ができる喜びもその分とても大きいものでした。
今回、機会をいただいた昇段審査では、基本から組手まで、日々の稽古で積み重ねたはずの力、気持ちを出し切る事だけを考えて臨みました。
そして、道場の仲間からの暖かい応援もいただき、なんとか自分の中で悔いのない状態で10人組手を完遂することができました。
最後になりますが、今まで指導してくださった小泉師範を始め、以前にお世話になった方々含めたすべての方々に心から感謝致します。
これをゴールではなく通過点と考え、今後も極真空手の黒帯として恥ずかしくないよう、誇りを持って空手道に精進していきます。押忍
※こちらで掲載している昇級者氏名は、支部道場より頂いた昇級者データを参照しています。
湘南支部の情報はこちらよりご確認下さい。