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神奈川東横浜支部 田中慶多 初段昇段レポート(2019年3月24日)

2019.05.22
昇段レポート

この度は、昇段をお許しいただき、ありがとうございます。
日ごろからご指導いただき、またこのような貴重な機会を与えてくださった木元師範に感謝いたします。

先に入門していた兄に続き、5歳から空手をはじめて8年7か月が過ぎました。
入門当初、新しい技を覚えるたびに嬉しくて、すぐに空手が好きになりました。
また、何より、茂木先生の熱いご指導や先輩方の稽古に取り組む姿に大きく影響されました。
一生懸命稽古に取り組むと茂木先生にたくさんほめてもらえ、とても嬉しかったのを今でも覚えています。

その後、初出場した内部試合で準優勝できたことがきっかけで、ますます空手が楽しくなり、外部試合にも出場するようになりました。
稽古も多いときは週5・6日通いました。合宿などの行事も積極的に参加し、他道場の友人も増え、切磋琢磨しあえる仲間たちに出会えました。

しかし高学年になると、試合に勝てなくなり、一生懸命努力しても結果がでないことが悔しくて、焦りを感じました。
「自分は身体が小さいから」「トーナメントが悪かった」など、勝てない言い訳を考えるようになりました。

小5の時、出場した試合に負け、悔しくて泣いていると、母に「試合に負けて、ただ泣いているだけでは意味がない、泣いているだけなら今後試合に出るのはやめなさい、空手は試合に出なくても続けられるから。」と言われました。

その言葉を聞いて、自分が今まで何も考えずにただ稽古をしていたことに気づきました。
そして、本気で優勝したいと思いました。

身体の小さい自分を活かす戦い方や、得意な技を有効に出す方法などを自分なりに考え、それまで以上に集中して稽古に取り組みました。
そして臨んだ小6の全関東大会で、初めて優勝できました。

今まで支えてくれていたたくさんの方が喜んでくださったことは、一生忘れることができません。
僕も大きな自信になりました。

また、この大会から稽古や試合、普段の生活でも意識が大きく変わりました。
失敗したり負けても、言い訳を考えたり、嘆いて終わらせるのではなく、次に活かすことを考えられるようになりました。

昇段審査当日、たくさんの方が応援に来てくださいました。
その声援が僕の大きな力となり、十人組手まで無事に終えることができました。
多くの方に支えられていることをあらためて実感し、感謝でいっぱいでした。

僕は空手が大好きです。
茂木先生には、本当の強さや優しさ、人に対する思いやりや努力することの大切さなど、たくさんの事を教えていただきました。
また、先輩方から稽古に対する姿勢や全力で取組むことの大切さなどを学びました。
僕は、空手を通して、ただ強さを求めるだけではなく、人として大切なことをたくさん学ばせていただきました。

今回、黒帯を許していただいたことを自覚し、自分の強さを求めるだけではなく、道場の先輩方の背中を追いかけて、後輩達の手本となるよう、これからも精進していきます。

最後になりましたが、昇段を許可してくださいました木元師範、ここまでご指導いただいた茂木先生、指導員の先生方、審査当日準備をして下さった方、審査に向けた稽古で大きな力になってくださった渡辺孝代司さん、道場の先輩方、後輩のみんな、応援して下さった方々、十人組手の相手をしてくれた湘太・凌空・昌哉・雄大・翔・風梧、審査まで一緒に頑張ってきた流星、ここまで支えてくれた兄、両親、本当にありがとうございました。      

感謝の気持ちを忘れずに、これからも頑張ります。押忍

神奈川東横浜支部の情報はこちらよりご確認下さい。


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