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東京東支部 伊藤稔 初段昇段レポート(2019年6月2日)

2019.06.25
昇段レポート

この度は、昇段審査の機会を与えていただき、また昇段の許可をいただき、誠にありがとうございます。

私が東京東支部 葛西道場に通い始めたのは12年前の40歳の時でした。
息子の試合を応援に行った際、全く空手の経験はありませんでしたが、同世代の先輩方の熱い試合に感化され、興味を引かれました。

しかし、空手は厳しいイメージが強く、勇気も出なかったため、入会するまでにかなりの時間を費やしましたが、息子と共に強くなり、試合に出場して勝ちたい思いが強くなり、入会することにしました。
平日は、仕事の関係で参加出来ない日が多く、土曜日中心の稽古となりました。

土曜日の稽古は、基本・移動稽古が中心でアットホームな雰囲気でした。
先輩方も優しく、初心者の私に丁寧に、教えていただきました。

組手については、稽古終了後に、先輩方が居残りで強化練習を行っていました。
入会当初は、その姿を横目に帰宅していたのですが、勇気を振り絞り、「私も参加させてくだい」と言ったのがきっかけとなり、先輩方に沢山の突き・蹴りをいただき、組手の稽古を繰り返し行いました。
その成果もあり、錬成大会に入賞できるほどに上達しました。

3年前からシニア50の重量級でドリームフェスティバルにも参加しております。
そんな中、黒帯の審査を受けてみないかとお話をいただき、実力不足ではありましたが、受けさせていただくことにいたしました。

審査の半年前より、前で柔軟・基本稽古・移動稽古を行わせていただき、最初は頭の中が真っ白になり何とも情けない状態から始まりました。
中澤先輩、東本先輩をはじめ諸先輩方にご指導を頂き、柔軟・基本稽古・移動稽古を改めて見直し、なんとか形になり、審査の日を迎えることが出来ました。

審査当日、南里師範の前で組手を実施した後、柔軟・移動稽古・型・基本と見ていただきました。
南里師範の言葉は重く、改めて責任の重さを認識いたしました。

これからもご指導いただいたことを後輩たちに教えていけるよう努力していきます。
また、今や空手は、私のライフスタイルの一部となっており、会社とは異なるいろんな年代や職種の方と仲間になることができ、感謝しております。

最後に、南里師範を始め、一から空手を教えていただいた遠田師範代、中澤先輩、東本先輩、東京東道場の皆様に御礼を申し上げます。
未熟者ではありますが、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いします。

※東京東支部の情報はこちらよりご確認下さい。


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