6回目を迎えた全北陸大会。歴代王者が不在の今大会は、無差別・軽量級ともに優勝の行方は予測しがたい。
とくに無差別級は、悲願の初優勝を狙う新潟のエース・大山裕城以外は、すべて高校生という顔ぶれ。
県外からの大型選手を迎え撃つ新潟勢は、はたして王座を奪取することができるのか。
新潟県フルコンタクト空手道選手権で実力を磨いた新潟勢の真価が問われる闘いとなる。
・大会名:第6回全北陸大会
・開催日:2019年9月15日(日)
・開催場所:新潟市東総合スポーツセンター
・アクセス:JR東新潟駅から徒歩25分、新潟駅からはなみずき線450系統乗車、はなみずき停留所から徒歩3分
※大会情報は新潟支部ホームページよりご確認下さい。
北陸地方から世界へと日本の伝統文化である空手を発信する目的で始まった全北陸大会も開催6回目となり、過渡期を迎えている。
今回、一般部の組手には歴代王者の参戦がない。
つまり間違いなく新しい王者が誕生することとなる。
無差別級は昨年から開始されたJFKO新潟県大会の無差別級で連覇を達成した地元・新潟支部の大山裕城が悲願の初優勝を目指す。
反対側のブロックには同大会で大山と決勝を争った新潟支部の澤田嘉一がいる。
決勝での再戦を目指す両者だが、状況は厳しいと言えよう。
なぜなら無差別級にはウエイト制福島県大会の重量級を制した栃木支部の落合奏太や青森支部の佐藤志遠、千葉南支部の那須翔太といった重量級から軽重量級の若手強豪・パワーファイターが揃っているからだ。
はたして新潟勢は県外からの刺客を止めることができるのか。
軽量級も見逃せない。
JFKO新潟県大会の軽量級2連覇を達成した渡邉拓海を中心にトーナメントは進むと思われるが、茨城県央支部ベテランの古徳大輔、第28回ウエイト制東北大会で準優勝の実績がある厚木・赤羽支部の尾熊裕康、さらに極真会館浜井派の麻井仁の存在も不気味だ。
JFKO新潟県王者ははたして新極真会のブロック大会で通用するのか。
その真価が問われることとなる。
大会主催者:古川章(新潟支部支部長)
「北陸から世界に通用する選手育成を目指している全北陸大会も、6回目となりました。
今回は型15階級、組手41階級の全56階級延べ450名の選手に参加していただくことになりました。
出場選手も北は北海道から、南は兵庫県まで、全国幅広いエリアから参加していただいております。
一般部は無差別・軽量級ともに新チャンピオンが誕生します。
ここは新潟県勢に奮起を期待したいところです。
新潟県フルコンタクト空手道選手権で実績を積んだ選手たちがどこまで闘えるのか、真価が問われることになると思います。
ぜひ地元の意地を見せて欲しいと思います」
昨年の無差別級決勝 長谷川翔平 対 賀数拓海