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2019年JKO昇段審査会

2019.03.04
新極真会ニュース

2019年3月3日、総本部道場において2019年JKO昇段審査会が開催された。
これまでは隔年で開催されてきたJKO昇段審査会だが、今年からは毎年開催となる。

例年通り、独特の緊張感の中で昇段審査が始まった。前半の審査となる基本、型、移動、体力審査を経て午後の組手審査と移った。

今年の注目受審者は東京城南支部の内藤健太である。第18回全日本ウエイト制空手道選手権大会で3位入賞するなど、現役時代は選手として活躍したが、現在は道場責任者を務める下丸子道場での選手育成の手腕の評価が高く、第6回全世界ウエイト制大会の日本代表選手吉澤穂高、飯野駿を育て上げた実績を持つ。その内藤が満を辞して四段昇段の10人組手に臨んだ。
この組手には愛弟子の吉澤、飯野も駆けつけ師の試練の対戦相手となった。また第4回JFKO全日本大会中量級第3位の髙野優希も対戦相手に加わるなどレベルの高い組み合わせとなったが内藤は現役時代を彷彿させる組手で10人を完遂。10人目の相手を吉澤が務め内藤にとって感慨深い昇段審査となった。また吉澤、飯野にとっても試練に挑む師の姿を見て、多大な影響を受けただろう。


今年は支部長道場長クラスの受審者は嘉堂卓也(北海道函館道場)のみとなった。2017年から直轄道場長をつとめる嘉堂は道場生と共に今年の昇段審査に臨んだ。この嘉堂の挑戦に同時期に直轄道場長となった苫小牧の柳原義文直轄道場長も応援に駆けつけた。
満身創痍になりながらも最後まで積極的に技を出し続け、見事昇段を勝ち取った。

女子からは第30回全日本ウエイト制大会中量級3位で日本代表選手も務めた長谷川梨佳が受審。弐段昇段に挑戦した。ベテランの砂川久美子や若手強豪の手島海咲を相手に10人組手を完遂。

今年の昇段審査ではこの他、全関東大会優勝、ドリームフェステバル型優勝の小島康司、ドリームフェスティバル6連覇の谷口亜翠佳も受審。激戦を戦い抜いて昇段を決めた。

2019年JKO昇段審査会合格者(段位は新段位)

内藤健太(東京城南川崎支部)四段
嘉堂卓也(北海道函館道場)参段
小島康司(東京城南川崎支部)参段
谷口亜翠佳(東京ベイ港支部)参段
大野浩洋(大阪神戸湾岸支部)弐段
大山裕城(新潟支部)弐段
長谷川梨佳(埼玉武蔵支部)弐段
澤田政人(東京お茶の水支部)初段
高窪剛輔(埼玉中央道場)初段
松本創(北海道函館道場)初段


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