この度は、初段への昇段をお許しいただき、ありがとうございました。
小学5年生の時、友達が習い出したことで興味を持ち始め、「空手バカ一代」や「地上最強の空手」に触れて強く憧れるようになり、家の近くの伝統派道場に通いだし、全日本（や世界大会）にも必ず会場に足を運び、という内に特別な存在になっていった「空手」。
しかし稽古の方は、これまで何度も新極真の道場に入門するものの仕事の忙しさ等を理由に退会、というのを繰り返す体たらくでした。
そんな繰り返しで年齢を重ねる中、6年前に「黒帯まではしっかりやり抜きたい、年齢的にも今回が最後のチャンス」との想いで東京ベイ港支部に入門、本当に幸運なことに師範や道場の仲間にも恵まれ、今回の昇段まで至ることができ、感慨深い想いで一杯です。
受審が決まってから審査までは、合否は勿論、ずっと憧れた黒帯に相応しい実力が自分にあるのかと不安も大きく、今まで以上に稽古を重ねながら、最終的には「信頼する師範や先生の判断で受審できるのだから後は実力を出し切るのみ」と腹を決めることができた2か月間でした。
これも厳しい昇段審査ならではの貴重で有意義な経験だったと思います。
自分の空手ライフを振り返ると、一人では絶対にここまで来ることはできなかったと改めて感じます。
絶対的に信頼できる小井師範や谷口先生、激しく楽しく一緒に汗を流してきた道場の先輩や仲間、稽古に時間を費やすことを許してくれた家族等、多くの方のおかげであり、この感謝の気持ちを忘れてはいけないと肝に銘じています。
今後も黒帯に恥じない自分なりの理想の空手を求めて稽古を重ね、又私を黒帯まで導いてくれた小井道場が、皆にとって「それぞれの空手ライフを楽しみながら心身共に磨いていけるかけがえのない場」になるよう、微力ながら貢献していきたいと思っています。押忍
※東京ベイ港支部の情報はこちらよりご確認下さい。