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神奈川東横浜支部 小林正樹 初段昇段レポート(2020年3月22日)

2020.05.12
昇段レポート

木元師範、吉岡先生この度は初段の御許しを頂き誠にありがとう御座いました。

私は88年全日本大会で吉岡先生の試合を観て、その華麗な足技や組手に憧れ90年神奈川西分支部に入門しました。

白帯初めての審査の時先生が審判、後の世界チャンピオンの方がタイマー係というとても贅沢な審査でしたが、舞い上がってしまいよく覚えていません。

その後十数年経て、職場の近くに道場が出来たのを知り再入門するこになりましたが、私は若い頃の数々の悪事が祟って体のいろいろな所を今でも傷めています。
そんな私を時には兄の様に時には父の様に忍耐強く見守ってくれました。

組手や他の稽古で何度も倒れて動けなくなり、途中で中断し悔しくてバイクで帰路に着いた事も沢山ありました。
しかしそんな時でも空手を辞めようと思った事は一度もありませんでした。

若かったあの日の感動を持ち続けていたし、いつかは私も文庫道場の黒帯になるのだという強い気持ちでいたから、ハンデを乗り越える事が出来たのだと思います。

今回の審査では最年長58歳での挑戦ですが、緊張と脚の痛みは何とか耐え型まで終わりました。

しかし10人組手では、相手の方達の攻撃に耐えられなくて何度も倒れてしまいましたが、例え骨が折れても最後まで諦めないという気持ちだけで立っていた様な気がします。
終わって自分の弱さが悔しくて先生と握手をした時に我慢が溢れ出てしまいました。

初段は成人式でここからが始まりなのだと思います。
そして木元道場、文庫道場の名に恥じない様常に周りに感謝を忘れず心技体を追求していきたいと思います。

最後に応援して下さった師や道場の仲間達、家族にもっと恩返しが出来る様一生懸命努力していきます。
どんな困難な時でも腐らず諦めず耐えられた事は私の一番の宝物になっています。

有難う御座いました。 

※神奈川東横浜支部の情報はこちらよりご確認下さい。


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