この度は昇段審査及び昇段のお許しを頂き、深く感謝申し上げます。
空手を始めたのは30年前、高校卒業後に最強の空手を求めて池袋の極真会館総本部に入門しました。
初対面の大山倍達総裁の迫力に圧倒されるも「君、稽古を続けることが出来れば黒帯は取れるよ、極真空手の稽古はそのように出来ているんだよ」とおっしゃっていただけたことを思い出します。
その後城西支部で4年、宮城支部で25年、極真そして新極真空手の稽古を続けて、この度参段への昇段に至りました。
いつの時代にも道場には素晴らしい先生や先輩、仲間達がいて迷うことなく稽古に打ち込むことができました。
本来なら3月に行う予定だった昇段審査は、新型コロナウイルスの影響により6月に延期されました。
その3ヶ月の間は自主稽古を続け金田師範から細部にわたりご指導いただき、改めて自分の空手を見直すことができました。
マスクを着けての昇段審査は決して忘れることのない思い出です。
未曾有の状況下で10人組手の相手をしていただいた皆様には感謝の気持ちしかありません。
総裁のおっしゃっていた黒帯の向こう側、終わりなき続く空手の道をこの先も1歩ずつ歩んでいきます。
最後になりましたが金田師範、道場の先輩、仲間、今まで私を支えて下さった周囲の皆様には本当に感謝しております。
これからもご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。押忍
※宮城支部の情報はこちらよりご確認下さい。