この度は、昇段審査の機会を与えていただき誠にありがとうございました。
私が空手を始めたのは、3歳のころからです。
両親の勧めで道場に入門しましたが、入門当初は型で動きを間違え師範に注意されることが多かったり、組手で先輩方と戦い痛い思いをしたり、幼いながら空手に苦手意識を抱いていました。
空手への意識が変わったのは、初めて大きな大会で入賞できた時のことです。
そのとき私は小学二年生で、試合の雰囲気に緊張していましたが、今までの練習の成果を発揮することができました。
とてもうれしかったことを覚えています。
その時から自分に自信を持つことができ、練習にも気持ちが入り、空手を楽しむことができるようになりました。
日ごろの練習も自分が強くなっていくのが確かにわかるようになり、前向きに稽古に参加することができました。
ただ、今まで空手をやってきたなかで私が一番成長したと思っているところは精神的な部分です。
試合に負けてしまってもアットホームな道場の方たちに支えていただき次の試合に臨むことができ、あきらめずに挑戦することの大切さを学ぶことができました。
厳しい練習も幼いころから面倒を見ていただいている先輩方や一生懸命頑張っている後輩と一緒にこなし、乗り越えることができました。
今まで十年以上空手を続けてきたことで得た精神力は、きっと社会に出ても通用するものだと思っています。
これからも空手を続けていき、強くたくましくなれるように頑張っていきます。押忍
南大阪支部
連絡先住所:大阪府藤井寺市岡2丁目8-41 浦岡ビル3・4F
電話番号:072-939-7397