この度は、昇段審査の参加を許可して頂き、また、初段への昇段を認めてくださり、誠にありがとうございました。
今回の昇段審査は、私の11年間の道場生としての人生において、ひとつの大きな節目になりました。
私が新極真会に入会したのは5歳の頃でした。
友達に誘われる形で見学に行った時の私の空手への第一印象は、「かっこいい」でした。
そして自分もその時見た道場生のようになりたいと思い、入会することに決めました。
年齢が上がるに連れて体も大きくなり、稽古がつらく、行きたくないと思うこともありました。
そんな時に私の背中を押してくれたのが、両親や先生の激励、そして友達が頑張っている姿です。
しんどくて折れそうになったときも、たくさんの支えがあるおかげで、もう少し頑張ろうと思えました。
この支えが無ければ、私は今まで空手を続けられていなかったと思います。
「空手や、その中での人との関わりで、じぶんの心を強くすることができた」
それが今まで続けてきて、一番良かったと思えることです。
私には、空手の中で学び、これからも大事にしていこうと思うことがあります。
それは、「礼儀」です。
人との関わりにおいて最も必要なことですが、気を抜くとつい忘れがちなものでもあります。
「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、本当に仲がいい友達と関わるときこそ、その人を敬うことを忘れず、礼儀正しく接していけるようにしたいです。
これから私は、自分の将来についてきめていかなければなりません。
悩みや不安は増え続けると思います。
しかし、空手で学んだことを胸に、これからの困難に向き合っていこうとおもいます。
逢坂師範をはじめ、先生方、新型コロナの感染拡大が収まず、厳しい状況が続いている中、昇段審査をひらいてくださったことに、改めて感謝申し上げます。
また、これからもご指導、よろしくおねがいします。押忍
※徳島西南支部情報はこちらよりご確認下さい。