この度は、コロナ禍の中、昇段審査受審の機会を与えて頂き、また昇段をお許し頂き誠にありがとうございます。
深谷師範をはじめ、先輩、道場生にサポートして頂き、心より感謝申し上げます。
私は小学4年生から空手を習い始め、10年が経ちました。
先輩方からご指導をして頂くうちに、向上心が刺激され、もっとうまくなりたいと思い、毎週道場に通いました。
現在大学3年生になり、今後学校の方が忙しくなるため、これを機に空手から離れる決意をしました。
コロナ禍で稽古が満足にできない中、終止点をうたなければいけない選択にもどかしさを感じていました。
深谷師範に申したところ、気にかけてくださり、昇段審査受審のお言葉を頂きました。
昇段審査受審のお許しを頂くことができたこと、また目標ができた喜びで胸が一杯でした。
その後の稽古では、深谷師範に細かいところを何度もご指導をして頂いたり、先輩が審査に向けて稽古内容を工夫してくださったりとても恵まれた環境で稽古することができました。
審査当日は緊張せずリラックスして道場に入りました。
最後までできるか不安に思う場面もありましたが、疲れていても普段の稽古と同様に、一つーつの動作を力強く正確に行うことを意識しました。
型では教えて頂いたことを出し切れたと思いましたが、緩急についてのご指摘を頂き、まだまだ追求できた部分があったのではないかと感じております。
最後の十人組手はマスクをするということもあり、体力的に不安もありましたが、それ以上に自分がどこまで出し切ることができるのか、奮起していました。
後何人と考えず、目の前にいる相手のことだけを考えて戦いました。
徐々にスタミナがなくなっていることを感じ後半はきつくなっていきましたが、気合いと先輩方や道場にいる方からの声援で乗り切ることができました。
十人目は空手を始めた頃からご指導して頂いている松田先輩との組手でした。
今まで稽古してきたことを出し切る思いで無我夢中になって戦いました。
十人目で松田先輩と組手ができたことはとても嬉しく、また他の先輩方の配慮や優しさを感じ、胸が一杯でした。
最後になりますが、私が新極真空手をここまで続けることができたのは、いつもお世話になっている深谷師範、先輩方、道場生のおかげです。
これからも、周りの方々への感謝を忘れず、黒帯の名に恥じないよう向上心を持って稽古に励みます。
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