この度、参段昇段の機会を頂きありがとうございます。
私が入門して29年、弐段になってから13年が経ちました。
そして今年の初め頃、山田師範から「参段の昇段審査を受けないか」と声をかけて頂きました。
正直その頃の私は、弐段に満足していたり、何より30人組手をやり抜く強さや体力に自信がなかったので、少し返事をためらってしまいました。
しかし、山田師範が無理な事を言うはずがないと思い直し、これからしっかり稽古をすれば出来るようになるのだと、師範と自分を信じて受けることを決めました。
これまでの稽古を漫然とやっていたつもりはないのですが、目標が決まると、意識も変わって稽古にも身が入り、道場以外でも走り込みをしたりと充実した日々を過ごす
事ができました。
目標に向かって努力する楽しさを感じ、審査を受ける事にして本当に良かったと思います。
そして昇段審査の日、応援に駆けつけてくれた方もいて、とても嬉しく思いました。
30人組手では、序盤の5人目くらいで疲れ、苦しくなってしまい最後までやり遂げられるか不安になりましたが、これまでの努力を思い出したり、応援の声に背中を押されて、あきらめずに続ける事ができました。
あまり先の事を考えないようにして、一人一人に集中して一つ一つを一生懸命やるようにして、なんとか完遂する事ができました。
本当に良い経験をさせて頂いたと思います。
これも山田師範をはじめ、協力や応援をしてくれた先輩、後輩等、長崎支部の皆さんのおかげです。感謝しています。
今度は、私が長崎支部の力になれるよう尽力させて頂きます。押忍
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