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大阪北支部 井口陽一郎 初段昇段レポート(2021年11月3日)

2022.03.09
昇段レポート

この度は昇段審査の機会を与えて頂き、また昇段のお許しを頂き誠にありがとうございました。

現在51歳。気合、根性とパワーで何でも乗り切れると考えていた昭和の人間です。

私が格闘技に関わったのは、15歳~25歳の時、約10年間少林寺拳法を習っておりました。
初段までいきましたが、仕事が忙しくなりだんだん道場から足が遠のくようになりました。
ただ、その頃から「武道を志すなら極真で黒帯」と考えており、極真の世界で黒帯を締めることは私の夢でした。

しばらく武道とは無縁の生活を送っておりました。
そんな私に転機が訪れたのは、45歳の時。
すでに新極真会に入門されていた先輩の勧めで、入門させて頂きました。
約20年ぶりに道着に袖を通した時のワクワクした気持ち、身の引き締まる気持ちは今でも鮮明に覚えています。

最初は、若い時の感覚とすっかり衰えた体とのギャップに驚きました。
体は重い、足は上がらない、息はすぐ切れる、厳しい練習に付いていけない時もありました。
そんな私がここまで空手を続けられたのは先生、道場の先輩方から優しくご指導いただき、同じ空手道を歩む「仲間」の助けがあったからです。

昇段審査当日、その「仲間」が掛け組手に並んで頂きました。
この10人組手を乗り切ることが「仲間」への恩返しと考え、最後までやりきることができました。
そして前田師範から「昇段審査合格。おめでとう。」とお言葉を頂き、若い頃から抱いていた「極真で黒帯」を達成しました。

新極真会での空手の稽古を通じ、試練を乗り切るためには、気合、根性とパワーだけではなく、「仲間」の助けも必要であると学びました。
これからも空手道を通じ、人として成長していきたいと考えております。

最後になりましたが、前田師範、八崎先生、道場の先輩方、一緒に稽古してくださった皆さん、応援してくださった皆さん、本当に感謝しております。
ありがとうございました。

これからは新極真会の黒帯として恥じる事なく、より一層精進して参ります。押忍

※大阪北支部情報はこちらよりご確認下さい。


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