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京都南支部 南隆賀幸 初段昇段レポート(2021年12月5日)

2022.02.21
昇段レポート

私が極真空手を知ったきっかけは、今から30年前、高校の部活の少林寺拳法の監督が「こんなに凄い空手があるんや!」と見せられたのが第5回世界大会で緑代表が優勝したビデオでした。

私は、それを見た時凄い衝撃と身体中鳥肌がたったのを今でも覚えています。
その映像が衝撃過ぎて極真空手に関するビデオばかり見ていたのを懐かしく思い出します。

時が過ぎ…30代になった私は自分の体力のなさに嫌気がさし若い頃に見た極真空手がしたいと思うのです。
それから体験入門させて頂き憧れの極真空手を学ぶことになって最初は、何もかも上手くいかない状態と体力の限界と身体の怪我など色々ありましたが、なんとか初級から中級、上級者茶帯に到達しました。

その時、父と一緒に営んでいた日本料理店を父が他界したと同時に閉めることになり、父の借金を背負うことに私も自暴自棄になり空手どころではなくなり、家庭も私が支えないといけないような状況が約1年程続きました。
それでも何故か空手を辞めようとは思いませんでした。

全てお店の片付けと借金返済を終えて空手に復帰すること3年、村山師範から昇段審査めがけて稽古していきましょうと声をかけて頂き本当に嬉しい反面私に出来るだろうかと言う不安の方が強く感じました。

それから約9ヶ月間一生懸命に目標に向かって稽古して稽古がない日は自主トレをしたりと毎日空手漬けの日々を続け、やっと12月5日当日、昇段審査の日を迎えました。
緊張で身体はガチガチであれだけ稽古したんだから大丈夫と自分を信じて臨みました。

審査を終えて自分的には全て満足のいく状態ではありませんでしたが、なんとか乗り越えたという感じでした。
そして後日、黒帯の許可を頂きました。
この時は本当に心の底から嬉しさと安堵感に満たされた瞬間でした。
これもひとえに今までご指導して頂いた村山師範、先輩方、道場生の仲間達のおかげです。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今後も、空手に精進し黒帯の名に恥じないよう稽古していきたく思います。押忍

※京都南支部情報はこちらよりご確認下さい。


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