この度は、昇段のお許しをいただき、誠にありがとうございます。
また、永島師範、鈴木啓之先生をはじめ道場関係者の方々には、いつもご指導、稽古をつけていただき、そのおかげでやっと弐段を取ることができました。
本当にありがとうございました。
私の空手人生は、仕事との両立が全てといっても過言ではありませんでした。
社会人となると、どなたでも少なからずあるかもしれませんが、仕事との両立が大変で空手を辞めようと考えた時期もありました。
私は大学を卒業後、関西地方で極真空手を始めました。
Kー1グランプリが大人気であった時代だったと思います。
地元の食品の輸入会社で働き、昼間は海外の野菜や海産物を輸入し国内に売って、夜は道場に通い、試合に出たりしながら、とても充実していたように思います。
その後、現在の職場に転職することを思い立ち、来県しましたが、土日も仕事であることが多く、試合もなかなか出れなかったり、何かしらのイベントにも出席するころができず、歯がゆかった経験を何度もしました。
特にかなり過去のことになりますが、ウエイト制に出場させていただいたことがあり、しかしながら、仕事が忙しく、ろくに練習もせず出場し、いずれにしても惨敗するにしろ、ベストを尽くせなかった申し訳なさと、現在の自分の環境では、空手との両立は無理だと道場を離れてしまった時期もありました。
こうして数年道場に足を向けなくなった後、再び稽古させてもらったとき、小豆餅道場の鈴木啓之先生は、数年休会し、道場運営にも貢献できていない自分に対し、温かい目で来れる時にいつでも来てくれたら良いとおもんばかっていただき、辞めようと思い悩んでいた自分を踏みとどまらせてくれました。
再び道場へ通い出し、たくさんのサポートをいただき、小豆餅道場でなければ、弐段など取れなかったと感謝しています。
また、永島師範が、休日が不定期な自分を本部の稽古に参加させてくれて、本当にありがたいと感じています。
本当に師範、先生そして一緒に練習してくれた方々のおかげで弐段をとることができたのだと感謝しています。
このレポートを書いている今、コロナ渦でいまだ社会が停滞期を抜け出せない中でヨーロッパで紛争が起こり、社会的不安が極度に増大しています。
教育はとても大事だと思います。
極真空手を通じ、強く、真っ直ぐな青少年を育成することは、とても崇高な社会貢献だと感じます。
私も少しでもその一旦を担えたらと思います。
本当にありがとうございました。
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